<国内男子ゴルフ>2年ぶりの全英への道

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【今年は6年連続9度目の聖地を目指します(写真は2015年セントアンドリュース)©JGTOimages】

「〜全英への道〜ミズノオープン」
(5月27日ー30日、岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)▼事前情報

2年ぶりに聖地への扉が開く。
池田勇太が1年越しの連覇を狙う。
2年ぶりに復活する「ミズノオープン」は今年、4年ぶりに岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部に帰る。同コースでの開催は、8度目。

副タイトルにもある通り今年は、有資格者(※下記)をのぞく上位2人に「全英オープン」の出場権がある。

本大会が、「全英オープン」の日本予選を兼ねるようになったのは、1993年大会からだ。

その後、2004年から世界5大陸でも国際予選が行われるようになったが「全英オープン」を主催する全英ゴルフ協会「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ(R&A)」が、世界中に門戸を開くずっと以前から、本大会では実に多くの日本ツアー選手を”聖地”に送り続けてきたことになる。

開催地の英国では、海沿いに広がる平地の砂地を生かしたゴルフ場をリンクスコースと呼び、そこで最初に行われたのがゴルフ競技の原型ともいわれ、ゆえに”聖地”と称される。

世界ゴルフの総本山とも言われるR&Aも、英国スコットランドの「セントアンドリュース」に本部があることから、その名をゆるぎないものにしている。

「全英オープン」は世界に4つあるうち、1860年に創設されたもっとも古いメジャートーナメントであり、世界中のゴルファー憧れ。

ミズノ株式会社が主催する「ミズノオープン」は長きにわたり、その出場予選会として開かれ、日本ツアー選手にその道筋を示されてきた。

また、先陣たちの功績も大きい。
「全英オープン」で、日本勢としてまず最初にトップ10入りを果たしたのは1976年に、予選会から挑戦した鈴木規夫。10位だった。

さらに、1978年と79年に青木功が2年連続の7位に入り、1982年には倉本昌弘が4位。初のトップ5を記録した。

1986年には中嶋常幸が8位につけた。

21世紀では、2002年の丸山茂樹と2006年の谷原秀人の5位が最高位。2013年には松山英樹も6位と大健闘した。

日本勢にもっとも近いと言われる世界最古のメジャー。
「全英への道」が、2年ぶりに開ける。
2年ぶりの聖地は、ロイヤル・セントジョージズだ。
今年は岡山県からその道筋を探る。

※21年全英オープン有資格者
・今平周吾(19年賞金王)
・ショーン・ノリス(同賞金2位)
・チャン・キム(19年日本オープン優勝)
・金谷拓実(19年エミレーツ豪州オープン3位T)
・木下稜介(19年SMBCシンガポールオープン6位T)
・稲森佑貴(20年日本オープン優勝)
・星野陸也(21年アジアパシフィックダイヤモンドカップ優勝)
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