5月12日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天対東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第8回戦は6対10で楽天が敗戦した。

　楽天は1回裏、山崎真彰選手の安打などで1死1、2塁の好機を作ると、4番・和田恋選手が適時打を放ち1点を先制。5回裏には、1死から二塁打で出塁した山崎剛選手が、2死3塁の場面で東京ヤクルトの先発・高梨裕稔投手の暴投の間に好走塁を見せ、1点を追加する。

　先発の釜田佳直投手は先制点をもらった直後の2回表、2死2、3塁のピンチを背負い、暴投の間に1点を献上。6回表には、坂口智隆選手に2点適時打を浴びるなどこの回3点を失い降板した。後を受けた池田駿投手も長岡秀樹選手に2ランを許しスコアは2対6に。さらに9回表には雄平選手の適時打を皮切りに4点を失う。

　8点ビハインドで迎えた9回裏は、代打・下水流昂選手の適時打、澤野聖悠選手の2点適時二塁打、山崎真選手の適時打で4点を返すも、反撃及ばず6対10で試合終了。楽天は先発の釜田投手が6回途中6安打2四死球1奪三振5失点。打線は終盤に粘りを見せたが、大量失点が痛手となり悔しい敗戦を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
ヤ ０１０００５００４ 10
楽 １０００１０００４ ６

ヤ ○高梨裕稔-木澤尚文-星知弥-中尾輝
楽 ●釜田佳直-池田駿-福井優也-寺岡寛治-渡邊佑樹-則本佳樹　

文・高橋優奈