香川所属の好調PAOK、AEKアテネ相手に2‐1で勝利。

PAOK FC
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【©PAOKFC】

香川は怪我の影響で招集外、PAOKは後半開始早々クルメンチーク、シュヴァープが得点。後半ロスタイムに失点するもリードを守り切り勝利。

 ギリシャ・スーパーリーグ・プレーオフラウンド第6戦、2位PAOKは4位AEKアテネと対戦。先日行われたギリシャカップ準決勝で対戦したアテネとの再戦となった。

 序盤の主導権を握ったのはホームアテネ、PAOKは粘り強い守備からカウンターを狙う試合となった。31分、右サイドでボールを奪ったPAOKは中央でフリーになったシュヴァープがDFラインの裏を狙うパス。このボールに抜け出したクルメンチークが切り返しシュートを放つもGKの好セーブ。こぼれ球を頭で押し込むが枠には入らない。

 前半終了間際にショートカウンターからアテネのガラノプロスがドリブルで切り込みシュートを放つも、守護神パスハラキスがゴールを許さない。お互いチャンスを作りだすが決め切れず、前半を0‐0で折り返す。

 後半開始早々先制したのはPAOK、中央でボールを受けたA.ジヴコビッチのパスに後半から投入されたワルダが抜け出す。グラウンダー性のアーリークロスをクルメンチークが流し込みPAOKが46分に先制に成功する。

 追加点を狙いたいPAOKは51分、ボックス内でワルダの折り返しを受けたクルメンチークが倒され、PKを獲得する。このPKをシュヴァープが落ち着いて左下に流し込み、PAOKが追加点を挙げる。

 71分、裏に抜け出したクルメンチークのパスをフリーになったA.ジヴコビッチがシュートを放つも枠外、試合を決定づけるゴールを決め切ることができない。ホームアテネは試合終了間際にPKを獲得し、追い上げるもアウェイPAOKが守りきり勝利した。
 

 

先制点を挙げたFWクルメンチーク 【©PAOKFC】

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著者プロフィール

PAOK(パオク) FCは1926年に創設されたギリシャのサッカークラブです。オリンピアコス、パナシナイコスとともに一度も2部に降格したことがない名門クラブで、3回のリーグ優勝と7回のカップ戦優勝を誇ります。本拠地のテッサロニキはギリシャ第2の都市であり、北部ギリシャの人気クラブとして熱狂的なファンを抱えています。

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