<国内男子ゴルフ>罰打もめげないホストプロ。中西直人は4アンダー

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【大好きです!©JGTOimages】

■国内男子ゴルフ/ 史上初・ジャパンゴルフツアー選手会主催「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」/ 西那須野カントリー倶楽部(栃木県)/ 7036yd・par72/ 賞金総額5000万円(優勝1000万円とサトウのごはん10年分など)/ 5月6日ー9日/ 6日(大会初日)

「サトウのごはん」をイメージした赤×白ウェアのホストプロが青くなったのは、後半の11番だ。

中西直人は、「勘違いして、2打目のボールを拾っちゃったんです」。
無罰でボールを拾い上げて泥を拭いたりできる「プリファードライ」の適用ホールではあったが、スタート時の説明には注釈があった。

「拾っていいのは緑で描いた線の中だけ。カッコ書きをよく見ていなかった」。

同組の宮里に教えてもらって気が付けた。
1罰打を受けたがパーでしのいだ。
「なんなら、20メートルのイーグルパットも入りかけ。優作さんが早い段階で言ってくださったので。本当に助かりました」と、感謝。
「このペナルティからどこまで行けるか。楽しみな勝負」と、逆境こそお祭り男の本領発揮。

その後2バーディで盛り返して好発進した。

開催コースの栃木県の西那須野カントリー倶楽部は、火曜の練習日の初ラウンド時から「誰がここを選んでくれたんだろう?」と、思わずニヤけるくらいに気に入った。

「選手みんなの反応は、ティショットのポイントが難しくて、セカンドショットも難しくて、グリーンもポテトチップス」と、口々に嫌がる声を聞いて、小躍りした。

「そういうコースが僕は好き」と、一目見た瞬間に、相性を感じた。
「ゴルフって最近、真っすぐ飛ばして真っすぐ入れるって、シンプル化しているけど、このコースはスピンをどうかけるか。球をどう曲げていくとか、想像力を豊かにしてくれる。自然といいスコアが出る」と、初日から攻略に精を出す。

開幕前日の余韻もまだ残る。
5日、水曜日の視察プレーで共に至福の時間を過ごしたのは、中西の契約社で大会特別協賛社「サトウ食品」の佐藤元・社長と、クラブ契約社「遠藤製作所」の渡部大史・社長と、JGTO会長の青木功。
「この環境で練習ラウンドができたことは、僕の宝物」。
本戦に向けて、いっそう気合の入る仕掛けに「演出は完璧ですね」。
あとはホストVに向かって突っ走るだけである。
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