名古屋ダイヤモンドドルフィンズはシーズン最終戦、相手の強みを消して西地区覇者を破りたい

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■名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 琉球ゴールデンキングス(@ドルフィンズアリーナ)

第1戦:5月1日15時5分 第2戦:5月2日15時5分

西地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが、ホームで同1位の琉球ゴールデンキングスと今シーズン3度目の対決。シーズン最終戦に勝利し、チャンピオンシップ進出に望みをつなぐことができるか。

名古屋Dは前節、対戦相手に新型コロナウイルスの陽性判定者が出た影響で中止。今節は4月21日以来の公式戦で、相手は同じ琉球だ。敵地で勝った一戦は、後半に入って相手のインサイド陣に対するディフェンスが機能したことで流れを引き寄せ、終盤にレオ・ライオンズがオフェンスの起点となり、土壇場の決勝点まで決め切った。序盤にリードを許す展開こそ昨年11月の対戦と同じだったが、終盤に大きなミスが無かったことも勝因のひとつだろう。

一方、琉球は沖縄アリーナでのCS開催を発表し、リーグ戦は残り4試合。今節の名古屋Dには今月すでに敗れているだけに、リベンジしたいところだ。前回はコンディション不良でドウェイン・エバンスが欠場した中で、5人が2ケタ得点を挙げたものの、87失点を献上した。特にジャック・クーリーが絡むプレーでミスが生じ、ライオンズとマッチアップする状況を作られてスピードで振り切られた場面は修正したい。

今節、名古屋Dは過去2戦を踏まえて、試合の入りで気を引き締めたい。琉球の3ポイントシュートやオフェンスリバウンドといった強みを序盤から消していけるか。対する琉球はライオンズに警戒し、40分間ディフェンスで相手を上回ることができるかに注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター

・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介

・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
石崎巧
船生誠也
並里成
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
セドリック・シモンズ ※インジュアリーリスト
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリ
ジャック・クーリー
牧隼利
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