<国内男子ゴルフ>53歳との直接対決。21歳の石坂友宏がシーズン2度目のV争い

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【21歳の目ヂカラが凄い©JGTOimages】

■国内男子ゴルフ/日本最古のオープン競技復活「第86回関西オープンゴルフ選手権」(4月22日ー25日)/ 有馬ロイヤルゴルフ倶楽部(兵庫県)/ 7130ヤード・パー71 / 23日(2日目)

21歳の石坂友宏が、53歳の谷口徹と通算10アンダーで並んで24日の決勝ラウンドに進んだ。
初の同組で、V争い。
首位タイにつけた前日初日は終了後に「うまいな〜って、言っていただきました。明日は、なんと言われるか」。
噂の饒舌には、今からちょっぴりビビっている。

「まだ、一緒に回らせていただいたことがない。優勝争いで、どんなゴルフをされるか楽しみ」と、同時に若い胸躍る。

2日目の「67」は、3度のチップインを記録した初日の「65」に比べれば平板でも、相変わらず冴えた小技を駆使して2度の連続バーディなど、「スコアを伸ばすことに集中しました」。

2、3メートルのパーパットを拾うきわどい場面も4ホールほどあったといい、「勝つためには特に、そういうのが大事。運も味方につけたい」。

コースでゴミを見つけたら、必ず回収して歩くのは「一緒に運も拾う」というゲン担ぎという。第1打を引っかけて、左のがけ下に落とした4番で、1.5メートルを拾えたのも、その効果か。
「この2日間はアプローチとパターに救われています。明日は前半から伸ばせるように」とは、自称スロースターターの誓い。

19年末にプロ転向し、昨年の11月は参戦3戦目のダンロップフェニックスで金谷拓実にプレーオフで敗退。
リベンジを胸に迎えた20ー21シーズンは、先週の再開初戦「東建ホームメイトカップ」で8位T。
前週の10位以内の資格で出場権を獲得した今週は、ますます思いを募らせやってきた。
いつもニコニコ爽やかだが、「とにかく、できるだけ早く初優勝したい」と言った瞬間の目ヂカラが凄かった。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が運営する公式サイトです。 男子プロゴルフツアーの大会スケジュールや試合のLIVE速報、試合結果、選手のランキングデータの情報はもちろん、各試合の最新ニュースやトピックス等をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント