【ベティス】試合序盤のフェキル退場で苦戦も、ビルバオにスコアレスドロー(0-0)

レアル・ベティス
チーム・協会

【©RealBetis】

国王杯準々決勝で敗れた相手にリベンジならず。チームは4試合連続引き分け。

 中2日で迎えたラ・リーガ第32節、ベティスはアスレティック・ビルバオとホームで対戦。国王杯準々決勝でPKの末敗れた相手へのリベンジマッチとなった。

 この試合、ベティスはいきなり困難を迎える事となる。11分、中盤の球際でフェキルがビルバオのベンセドールを踏みつけ一発退場。思わぬハプニングでチームは開始早々、10人での戦いを強いられる事に。

 ビルバオは数的有利になるも攻撃に重きを置く事は無く、好守バランスの取れた試合を展開。ブロックを敷かれた守備を1人少ないベティスは攻略できず前半はノーゴール。一方のディフェンスではチーム一体で粘り強さを見せ、無失点で抑える事に成功した。

 セットプレーに好機を見出すベティスは後半10分、コーナーキックから最後はマンディがネットを揺らす。しかし、その前にギド・ロドリゲスがヘディングした際にマンディが僅かにオフサイドラインを越えておりノーゴール。

 70分過ぎの相手のビルバオの猛攻もブラボの安定したセーブで防ぎ、国王杯でベティスからゴールを奪ったラウール・ガルシアが83分にネットを揺らすもここはオフサイド。

 最大のピンチはアディショナルタイム。コーナーキックを最後のチャンスと見て人数を懸けたベティスだったが、ビルバオがクリア。カウンターで2対4と絶体絶命のピンチだったが、ビジャリブレのシュートはゴールマウスの角を直撃し、ベティスは難を逃れた。

 試合序盤のフェキル退場で苦戦を強いられたベティスだったがスコアレスドローで、何とか勝ち点1を獲得したベティス。珍しいリーグ戦4試合連続引き分けとなった。

攻守に渡りチームを引っ張ったスペイン代表カナレスだったが... 【©RealBetis】

出場選手
ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、バルトラ、ミランダ、ギド・ロドリゲス、カナレス(ポール・アコク 87)、ルイバル(グアルダード 78)、フェキル、テージョ(ライネス 66)、イグレシアス(ロレン 66)

ビルバオ:ウナイ・シモン、ヌニェス、バレンシアガ、デ・マルコス、レクエ、ベスガ(ウナイ・ロペス 62)、ベンセドール、モルシージョ(イバイ・ゴメス 78)、ベレンゲル(イニャキ 82)、サンセト(ラウール・ガルシア 62)、ビジャリブレ


退場
ベティス:フェキル(11)
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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