ライプツィヒの猛攻に耐えたケルンが執念の勝ち点3!【ブンデスリーガ第30節】

1.FCケルン
チーム・協会

【©1FCKoeln】

1.FCケルンにとっては残留争いの中で貴重な勝ち点3となった。ケルンは2位のRBライプツィヒをホームに迎え、ヘクターの2ゴールで2:1で勝利した。

 フンケル監督は前節のレバークーゼン戦から3選手変更して今節に挑んだ。 エルビス レシベチャイ、ドミニク ドレクスラー、オンドレイ ドゥダが、マックス. マイヤー、フロリアン カインツ、エマヌエル デニスに代わってスタートから出場した。またこの試合、ドレクスラー、チヒョス、エズィブエはブンデスリーガ50試合を達成した。

 試合は開始直後からライプツィヒの猛攻にあう。3分のハイダラのシュートは幸運にも枠を外れた。前半の猛攻を耐えたケルンは、25分カウンターのチャンスからヘクターがシュートまでいくが、シュートは勢いがなくグラシに簡単にキャッチされてしまう。ライプツィヒは37分、ムキエレが右サイドでフリーで打ったシュートもわずかにゴール左へそれ、41分のゼーロートのヘディングシュートはホルンがファインセーブにあって得点には至らなかった。

 後半開始早々にゲームは動きをみせる。ケルンは開始直後の46分、ヤネス ホルンのクロスをヘクターがヘディングで押し込み先制に成功した。対するライプツィヒは59分、中央からハイダラが豪快なシュートを決めて同点にする。ホルンはボールを見送ることしかできなかった。しかし、その1分後、ケルンは再びキャプテンヘクターのゴールでリードする。右サイドからドゥダのヒールパスを受けて中央までドリブルで運び左足で蹴り込んだ。

 ゲームを支配しながらも2度のリードを奪われたライプツィヒは71分、アンへリーニョの直接FKはホルンにセーブされ、アディショナルタイムのアンへリーニョ、クライファートのチャンスも枠を外れた。ライプツィヒの猛攻をしのぎきり、少ないチャンスをものにしたケルンがシーズン終盤で貴重な勝ち点3を獲得した。

 ケルンは次節、4月23日アウェイでFCアウグスブルクと対戦する。今日の試合の勢いを次の試合にも繋げていきたい。

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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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