ユヴェントス|終盤の決勝ゴールでアタランタに敗れる

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【©JuventusFC】

ユヴェントスは18日、敵地でのアタランタ戦で終盤にマリノフスキに決勝点を奪われ0-1で敗れた。接戦を制したホームチームはこの結果、ユーヴェを抜いて3位に浮上している。

決定機の少ない接戦
 高い位置からプレッシャーを掛けるアタランタに対し、ユーヴェはボールを素早く動かして好スタートを切った。速いテンポの展開となる中で序盤は両チームともに大きなチャンスは生まれなかったが、24分にアタランタのペッシーナがペナルティエリア内でフリーになり左足でシュート。デ・リフトがなんとかブロックしてコーナーキックに逃れた。

 ユーヴェの最初のチャンスは30分、敵陣深い位置でキエーザが相手ボールを奪いモラタが無人のゴールにシュートを流し込もうとしたが、ゴールライン手前でジムシティにクリアされた。

 ハーフタイム前に攻勢を強めたユーヴェだったがキエーザのシュートはブロックされ、クアドラードのフリーキックに合わせたデ・リフトのヘッドは枠を外れた。

マリノフスキが決勝ゴール
 後半も流れは変わらず、一進一退の攻防が続く。ムリエルの右足のシュートはクロスバーの上に外れ、ディバラのフリーキックも同様に枠をとらえられなかった。

 76分には途中出場のクルゼフスキがチャンスメイクしモラタがボレーシュートを放ったが、ゴッリーニのファインセーブに阻まれた。

 両チームともに無得点のまま試合終了のホイッスルが近づいた87分、均衡を破ったのはホームのアタランタだった。直前のフリーキックをシュチェスニーにセーブされていたマリノフスキがショートコーナーの流れからペナルティエリア外でパスを受け、再びシュート。アレックス・サンドロに当たってコースが変わったボールはゴールネットに吸い込まれ、この試合の決勝点となった。

 この結果アタランタは勝ち点を64に伸ばして3位に浮上。チャンピオンズリーグ出場権争いのライバルから勝ち点を得ることはできなかったユーヴェは2ポイント差の4位となった。

FWモラタもこの日は不発 【©JuventusFC】

アタランタ 1-0 ユヴェントス (前半 0-0)
得点者: マリノフスキ 87

アタランタ
ゴッリーニ;トロイ、パロミノ、ジムシティ;メーレ (マリノフスキ 72)、デ・ローン、フロイラー、ゴセンス;ペッシーナ (パサリッチ 46);サパタ、ムリエル (イリチッチ 68)
監督: ガスペリーニ

ユヴェントス
シュチェスニー;クアドラード、デ・リフト、キエッリーニ、アレックス・サンドロ;マッケニー (アルトゥール 77)、ベンタンクール、ラビオ、キエーザ (ダニーロ 58);ディバラ (クルゼフスキ 68)、モラタ
サブ: ブッフォン、ピンソーリョ、ボヌッチ、デミラル、フラボッタ、ラムジー、フェリックス・コレイア
監督: ピルロ
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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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