北海道日本ハム・アーリンが来日初登板! 埼玉西武・平井克典はリーグトップ4勝目狙う【4/18 パ・リーグ見どころ】

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北海道日本ハムのアーリンが来日初登板! 楽天・早川隆久は2勝目なるか

 4月18日の14時から、東京ドームで北海道日本ハムと楽天の第6回戦が行われる。17日は、序盤にリードを奪った北海道日本ハムが逃げ切り連敗を止めた。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝3敗
楽天→3勝2敗

【北海道日本ハム】アーリン投手 1試合0勝0敗 1回 2奪三振、防御率0.00(二軍成績)
【楽天】早川隆久投手 3試合1勝2敗 17.2回 18奪三振、防御率2.55

 北海道日本ハムの先発は、来日1年目のアーリン投手だ。3月29日に来日すると、隔離期間を経て13日のファーム公式戦に実戦初登板し、1回2安打2奪三振無失点の内容。メジャーで通算115試合に登板した左腕は、来日初登板を白星で飾り良いスタートを切れるか。

 打線の注目は、主砲・中田翔選手。昨季は31本塁打、108打点で打点王に輝くも、今季開幕から16試合で0本塁打、4打点と苦しんでいた。しかし17日の試合では、今季初アーチ含む2本塁打3打点で勝利に大きく貢献。ようやく飛び出た本塁打をきっかけに、チームの勝利を呼び込む打撃を取り戻したい。

 対する楽天の先発は早川隆久投手。3月28日の北海道日本ハム戦でプロ初勝利を挙げて以来、2連敗中。しかし前回登板の福岡ソフトバンク戦では、強力打線に対し6回途中6安打7奪三振1失点と先発の役割は果たしている。安定した投球を続け、打線の援護を待ちたい。

 打線の注目は黒川史陽選手。16日に昇格後即スタメンの起用に応え、勝ち越しの適時二塁打を放った。さらに17日にはチーム計3安打と攻めあぐねた打線の中で、唯一の得点となる適時打を記録し2試合連続打点を挙げている。この試合でも勝負所での一打で存在感を示し、一軍定着へアピールできるか。

獅子の先発・平井克典は4連勝なるか。鷹は前回対戦で本塁打を放った柳田悠岐に注目

埼玉西武ライオンズ・平井克典投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 メットライフドームでは13時から、埼玉西武と福岡ソフトバンクの第6回戦が行われる。前日の試合では、序盤から主導権を握った福岡ソフトバンクが勝利し、埼玉西武に対し今季初勝利を挙げた。

【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝1敗
福岡ソフトバンク→1勝4敗

【埼玉西武】平井克典投手 3試合3勝0敗 18.2回 21奪三振、防御率1.45
【福岡ソフトバンク】松本裕樹投手 2試合1勝0敗 5回 2奪三振、防御率0.00

 埼玉西武の先発は平井克典投手。前回登板の千葉ロッテ戦では7回5安打1失点の快投を見せるなど、今季はここまで3戦3勝と好調をキープしている。特筆すべきは、奪三振率10.13をマークする奪三振の多さだろう。リーグトップの4勝目へ、相手の好機を奪う投球を見せられるか。

 打線は呉念庭選手と西川愛也選手に注目したい。呉選手は前日の試合で1安打に2四球を選び3打席で出塁し、現在出塁率.415をマーク。この試合でも持ち前の選球眼で好機を作りたい。西川選手はここ数試合にスタメン出場も、今季は未だに安打が出ず。良い当たりが好守に阻まれる場面も見られ、なんとか悪い流れを断ち切りたいところだ。

 対する福岡ソフトバンクは松本裕樹投手が先発。11日の楽天戦に先発し、4回2安打2四死球無失点でブルペンデーにおけるスターターの役割を存分に果たした。この試合でも好投を披露し、後に控えるリリーフ陣につなぎたい。

 援護したい打線は柳田悠岐選手に期待だ。今季ここまで打率.231となかなか本調子とはいかずにいるが、前日は適時打含む2安打の活躍。埼玉西武の先発・平井投手に対しては前回対戦で本塁打を放っており、この試合でも豪快な一発に期待できそうだ。

宮城大弥と鈴木昭汰の若き左腕による投手戦に期待! 両軍打線の援護が鍵となるか

オリックス・バファローズ 宮城大弥投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 京セラドーム大阪では13時から、オリックスと千葉ロッテの第6回戦が行われる。17日は投打がかみ合った千葉ロッテが快勝し、引き分けを挟んで3連勝。一方のオリックスは、3連敗となった。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝2敗2分
千葉ロッテ→2勝1敗2分

【オリックス】宮城大弥投手 3試合2勝0敗 22回 21奪三振、防御率1.23
【千葉ロッテ】鈴木昭汰投手 3試合0勝1敗 17回 24奪三振、防御率2.12

 オリックスの先発は宮城大弥投手。ここまで3試合に先発し2勝0敗、リーグトップの防御率1.23と、高卒2年目ながら堂々たる投球を披露している。また被打率.145に加え、四死球も少なくWHIPは0.77と相手にチャンスを与えない点も評価できるだろう。連敗ストップに向け、この試合でも若き左腕に大きな期待がかかる。

 対する千葉ロッテの先発は、ドラフト1位ルーキーの鈴木昭汰投手。ここまで3試合に先発し白星こそ無いが、いずれも大崩れすることなく試合を作ってきた。持ち味の直球を武器に17イニングで24奪三振、奪三振率12.71と高い数字をマークしており、宮城投手との左腕対決に熱が帯びそうだ。

 オリックス打線は、17日に2試合連続となる特大2ランを放った杉本裕太郎選手の連日の活躍に期待。ここ5試合連続安打と好調で、左投手に対しても13打数5安打で打率.385と当たっている。投手陣がチーム防御率3.02でリーグトップと奮闘しているだけに、打線が相手先発を攻略して得点し、勝利につなげていきたい。

 一方の千葉ロッテ打線は、3番を務める中村奨吾選手に注目。17日は3安打3得点の活躍で打線を引っ張った。4番の安田尚憲選手が得点圏打率.360とチャンスに強い打撃を見せているため、いかに好機で打席を回せるかポイントになりそうだ。3連勝中と勢いに乗る打線は、プロ初勝利を目指すルーキー左腕を今度こそ援護できるか。

一軍再昇格を目指す綱島龍生に期待! 埼玉西武対東京ヤクルトは13時から

 CAR3219フィールドでは13時から、埼玉西武と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝0敗
東京ヤクルト→0勝1敗

 16日の試合では13安打9得点を挙げ大勝した埼玉西武。この試合ではその中でも、3安打4打点の活躍を見せた綱島龍生選手に注目したい。今季は開幕からファームで打撃好調、4日に一軍昇格をつかみ取った。6日にはプロ初出場を果たしたが、その後は出番なく8日に抹消。一軍再挑戦の権利を得るべく、攻守でアピールしていきたい。

 また、埼玉西武は17日、チームに来日後の隔離期間が終了したニール投手、ダーモディ投手、メヒア選手、スパンジェンバーグ選手の4選手が合流。メヒア選手、スパンジェンバーグに関しては17日の試合は中止になったが、この試合での実戦復帰が期待される。順調に調整を重ね、早く一軍の戦力となれるか。
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