アディショナルタイムに悲劇。ケルンはマインツとの残留直接対決に敗れる【1.FCケルン】

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

ブンデスリーガ28節、1.FCケルンは11日、FSVマインツ05とホームで対戦し2:3で敗れた。

 どちらも勝ち点3が欲しい残留直接対決は、前半11分マインツの先制でゲームが動く。ケルンのミスパスからカウンターで右サイドを崩し、ゴール中央でフリーになったボエティウスが放った右足のシュートはバーに当たってゴールに吸い込まれた。

 これに対して、ケルンは18分、20分と今日久しぶりにスタートイレブンに復帰したアンデションがシュートまで持っていくも、どちらも枠を捕らえることができない。それでも攻め続けるケルンは42分、エズィブエのシュートがマインツディフェンダーの手に当たり獲得したPKを決めて前半のうちに同点に追いつく。

 後半序盤はケルンが主導権を握り、ヴォルフのヘディングがバーを叩くなど、チャンスを作り出す。61分、ヘクターのFKをファーサイドでスキリがヘディングで合わせ逆転に成功した。しかし、ケルンのリードは長くは続かず、次のマインツの攻撃で同点に追いつかれてしまう。ボエティウスが左サイドから送ったグラウンダーのクロスにファーサイドに走り込んだオニシーヴォが滑り込みながらゴールに押し込んだ。

 その後、両チームとも決定的なチャンスをつくれずむかえたアディショナルタイム94分、前がかりになったケルンディフェンスの左サイドの裏をついたマインツがバリエロのゴールで逆転し、試合終了。

 勝ったマインツは勝ち点28で14位に浮上し、直接降格圏の17位ケルンとの差を5とした。
ケルンは次節、4月17日バイヤーレバークーゼンとアウェイで対戦し、マインツは4月18日ホームにヘルタを迎える。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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