アストン・ヴィラ|終了間際の失点で惜しくもリヴァプールに逆転負け(1-2)

アストン・ヴィラFC
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【©AstonVillaFC】

ワトキンスのリーグ12点目で先制もアディショナルタイムに泣く。

 前節、劇的な逆転勝利でフラム相手に勝利したアストン・ヴィラ。第31節は、昨季のリーグ王者リヴァプールを相手に敵地アンフィールドで行われた。

 4月9日に亡くなられた、エディンバラ公爵フィリップ王配に2分間の黙とうを捧げ行われたこの試合。ホームのリヴァプールは、サラーやフィルミーノのシュートを筆頭に積極的に先制点を狙いにいく。

 対するアストン・ヴィラは、自陣でのパスミスやクリアミスでいくつか決定的なピンチを演出してしまうも、何とか無失点で乗り切った。

 すると43分、中盤でボールを奪ったアストン・ヴィラは、マッギンのパスを受けたワトキンスがトラップからワンステップで左足を一閃。相手の一瞬の隙を突いた素早いシュートで長い時間守備に回っていたアストン・ヴィラが先制する。

 アディショナルタイムにフィルミーノにネットを揺らされる場面もあったが、VAR判定で無効になる等、幸運にも恵まれながら前半を1点リードで折り返した。

 後半もリヴァプールの攻撃を耐え続けていたチームだったが56分、ついに同点弾を許してしまう。リヴァプールのロバートソンにシュートに守護神マルティネスが1度は反応するも、こぼれ球に詰めていたサラーがヘディングでゴール。

 しかしその後は、守護神マルティネスを中心にゴールを死守。このまま引き分けで終わると思われたが後半アディショナルタイム、アレクサンダー=アーノルドにミドルシュートを決められてしまう。

 惜しくも試合終了間際に勝ち点を逃したアストン・ヴィラ。対するリヴァプールは9試合ぶりにホームで勝利を手にした。次節は4月22日木曜日、ホームでマンチェスターシティと対戦する。

イングランド代表ワトキンスはこの試合もゴール 【©AstonVillaFC】

出場選手:エミ・マルティネス、キャッシュ、コンサ、ミングス、ターゲット、ナカンバ(バークリー 66)、マッギン、ドウグラス・ルイス、B・トラオレ(エル・ガジ 68)、ワトキンス、トレゼゲ(J・ラムジー 82)

控え:ヒートン、テイラー、エンゲルス、エルモハマディ、ホース、デイビス

ゴール:
0-1 アストン・ヴィラ:ワトキンス(43)
1-1 リヴァプール:サラー(57)
2-1 リヴァプール:アレクサンダー=アーノルド(90+1)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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