【UFC】ソレッキがベテランのミラーに勝利

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【Chris Unger/Zuffa LLC】

日本時間4月11日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス23が開催され、プレリムのラストを飾ったジム・ミラーとジョー・ソレッキの一戦はフルラウンドの末にソレッキが勝利を手に入れた。

【プレリム】
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●ジム・ミラー vs. ジョー・ソレッキ○
判定3-0(28-29、27-30、28-29)

ジョー・ソレッキ

「最高だ。相手がかなりタフだった。ラウンドの間にはこっちにいろいろやってきたしね。タフなヤツだ。ジャージーのタフさがある。俺もジャージーのタフさの中で育ってきたけど、今はちょっとノースカロライナが入っているからね。でも、ノースカロライナだって相当にタフだし、最高の試合だったと思う。オクタゴンでジムのような相手と戦えたことは光栄。彼はレジェンドだ。彼がやって来たことの半分でもできればと思うよ。自分にとっては素晴らしい経験だった。今日は俺の方が良かったと思っている。タフな相手に対してかなり深くいったことは自分でも驚いている。相手は試合を通してやばかった。プラントしては打ち込む必要がないタイミングまで打撃で攻めていくことだった。それがいつものプランだ。自分の持っているツールはすべて使うつもりで挑んでいる。俺はただのグラップラーじゃない。UFCファイターだ。ロースターの中で一番ダメなストライカーだろうと、UFCにいれば世界レベルのストライカーであることに変わりはない。今日はそれを示せたと思う。娘が大きくなったときに見せられるように良い試合をしようとがんばってきた。娘は7カ月になったばかりなんだ。第2ラウンドと第3ラウンドの間はスツールに座ってコーチの話を聞きながら、文字通り娘のことを考えていた。逆境に立たされたとしても、それを乗り越えることはできるんだと娘に伝えたい」

【Chris Unger/Zuffa LLC】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
●スコット・ホルツマン vs. マテウス・ガムロット○
2ラウンド(1分22秒)KO

マテウス・ガムロット

「最高の気分だ。キャリア初のノックアウトだ。必死にトレーニングしているから本当にうれしい。自分のUFCデビュー戦はほとんどがレスリングで、2試合目は最高の打撃だった。俺は完璧なファイター。頂点までいってみせる。スコットはとてもタフな人だから、本当に感謝していると伝えたい。UFCでたくさんの時間を過ごしてきた人だし、トップのファイターにしか負けていない。だからうれしい。自分の最初の試合は対戦相手に負けたんじゃなくてスプリット判定でジャッジに負けたんだと思っている。すぐに試合を組んでくれ。準備はできているし、やりたくてウズウズしている。すぐに戦いたい。今回の相手も本当に尊敬している人だけど、今度はナスラット・ハクパラストとやりたい。いい勝負になるんじゃないかな」

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ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ジョン・マクデッシ vs. イグナシオ・バハモンデス●
判定2-1(28-29、29-28、30-27)

ジョン・マクデッシ

(大事を取って病院に搬送されたためコメントなし)

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ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ヨルガン・デ・カストロ vs. ジャージス・ダンホ○
1ラウンド(3分02秒)KO

ジャージス・ダンホ

「ボディに備えていたし、ボディを狙いながらローキックの打ち合いを狙っていた。向こうが手をおろしたからオーバーハンドを打っていったんだ。いい気分だ。もちろん、苦しい時間だったけど、とてもいい気分だった。ノックアウトの後の気分は最高だ」

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バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ハンター・アジュール vs. ジャック・ショア○
判定2-1(27-30、27-30、29-28)

ジャック・ショア

「接戦だったと思う。第2ラウンドは向こうが取ったかもしれないと思ったけど、勝利にふさわしいのは自分だと思っていた。最初と3回目のラウンドは明らかに俺が取ったはずだし、2ラウンド目も接戦だった。向こうがいい位置で終えていたから、もしかするとそれが相手のポイントになったのかもしれない。ベストなパフォーマンスができたわけじゃないけど、間違いなく勝利に値するものだった。向こうが俺のテイクダウンを警戒していたから、スタンディングはそれほどアグレッシブじゃなかった。彼の過去2試合を見ると、かなり強気で前に出ていたんだけどね。今回はちょっと控えめな印象を受けた。後ろに下がってこっちのスキをうかがいたかったみたいだ。クリンチの勝負になるだろうと思っていた。彼にはレスリングの血が流れているからね。ただ、スタンディングでは相手がもう少しアグレッシブに来ると予想していた。自分の思い通りにならないときでも、勝利の方法を見つけて試合に臨めるってことを証明できたと思う。相手に優位なポジションを取られた場面もあったし、何度かクリーンショットを打たれもしたけど、俺は冷静さを失わず、自分のやり方で優位なポジションを狙っていった。ここで少しでも個性を発揮できたのはよかったと思っている。(次の試合は)7月半ばか7月末くらいなら完璧かな。ファンのみんなの前で試合ができればいいね。ケガはない。1週間休んだら復帰する。焦りはないよ。26歳だし、プロで14試合。とにかくコンスタントに試合がしたい。まだまだ学ぶことはたくさんあるし、この階級には殺し屋がたくさんいる。上に行くためには努力してレベルの高い選手と戦っていかないとね。今後がどうなるかはそのうち分かるよ」

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フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ルイス・サルダナ vs. ジョーダン・グリフィン●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

ルイス・サルダナ

「最高の気分さ。タフな初戦だった。もちろん、イライラした。アドレナリンが出まくっていたけど、それにも耐えた。とにかく勝ててうれしい。最初の試合を勝利で飾れたことはよかった。これからはもっとうまくなっていく時。接戦だと思った。どっちに転ぶか分からなかった。特に、アドレナリンの対応とか、ベストを尽くせたとは思っていない。ものすごく疲れた。勝つ自信がどれだけあったか分からないけど、ジャッジが十分なパフォーマンスだったと判断してくれたのはよかった。相手がタフなのは分かっていたことだし、抑え込んでくることも分かっていた。すべてに備えていたんだ。レスリングもカウンターも打ち合いの覚悟だってあった。ただ、ちょっと相手のゲームに付き合いすぎたみたい。そのせいで危険な状況になってしまった。でも、それを乗り切って、ここからはもっともっと成長する」

【Chris Unger/Zuffa LLC】

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○チョン・ダウン vs. ウィリアム・ナイト●
判定3-0(30-26、30-26、30-27)

チョン・ダウン

「自分の方が身長とリーチで優位に立っていたから、ゲームプラントしてはずっとジャブとローキックを仕掛けていくことだったんだけど、向こうが中央でやらせてくれなかった。だから素早くプランを変更しないといけなかったんだ。相手がずっとローを狙っていたけれど、なんとかクリンチに持ち込めた。クリンチはお手の物だから、そこからテイクダウンを取りに行った。クリンチから相手をテイクダウンするのは思っていたより簡単だったよ。自分より上位のランカーとなら誰とでも戦うつもりだ」

【Chris Unger/Zuffa LLC】

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○インパ・カサンガナイ vs. サーシャ・パラトニコフ●
2ラウンド(0分26秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)

インパ・カサンガナイ

「戻ってきてフィニッシュしたかったんだ。KOがよかったけど、フィニッシュできたことは最高だし、ケガなく終えられてまた挑めるのもうれしい。時間をかけてもっとうまくなる。それが一番大事。自分の大好きなことがまたできるようになって本当にうれしい。自分が関わって犠牲にしてきたことはチームの証だ。こんなにも素晴らしいチームと一緒にいられて幸せ。もともとのチームにも感謝しているけれど、自分の人生にとって必要なことだったと思っている。神様に感謝している。とにかく試合に出て圧倒したかった。近いうちに、たぶん5月か今年の夏頃かな。また戦いたい。マイク・ペリーとダニエル・ロルダン・ロドリゲスの試合の勝者とやれたら最高だね。ウェルター級なら誰でもいい。俺はまだ新人だからね」
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