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高橋学

【フットサル日本代表/WEB取材】ブルーノ・ジャパンの後方の舵取り役・皆本晃。「競争がなかったことはないからこそ、逆に意識もしていない」

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3月25日から4月9日まで、千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドで長期トレーニングキャンプに臨む日本代表。今秋に予定されるワールドカップは、その出場権を争うはずのAFCフットサル選手権の中止が決まり、W杯本大会の出場自体が不透明ではあるが、ブルーノ・ジャパンは、過去最高成績(ベスト8以上)を目指して活動を続けている。

ブルーノ監督が就任してから、後方の舵取り役として中心メンバーに名を連ねてきたのが皆本晃だ。技術と経験に裏打ちされた的確な判断力と推進力をもつ彼は、W杯に向けて、今どのような精神状態にあるのか。5日、12日目の午前練習を終えた皆本晃がオンライン取材に応じた。

合宿の第一テーマは、ケガをしないこと

──長期の国内合宿の機会はなかなかないですが、ここまで続けてきてどのような感触ですか?

シーズン最初のところを、自分のチームではなく代表チームで始めていくところが新鮮だなと。そのアプローチの方法も、日本代表のやり方であり、ブルーノ監督のスペイン・スタイルでもあり、そういうところを感じます。いつもと違うシーズンが始まったという楽しさと、同時に厳しさを感じています。

──スペインス・タイルのアプローチとは何か特徴的なところはありますか?

1日に必ず2回のセッションがあり、1回はボールを使い、1回はフィジカルトレーニングをします。フィジカルは、ジムを使うことも、ピッチを使うこともありますけど、筋力を鍛えるようなサーキットトレーニングは、自分のチームでもあまりやってきていないので、刺激があるなと思っています。

──代表チームでも軸の選手ですし、今は、コンディションさえ整っていれば、自分がどの程度のパフォーマンスで貢献できるかもわかっていると思います。ある意味では、自分の体の調整が大きなテーマではないかと思うのですが、今回のキャンプに向けて考えていたことはありますか?

まさにその通りで、第一には、ケガをしないこと。ケガをしてしまうと何も残らないですし、積み上げに貢献できないので。競走はあるので自分のプレーもしっかり出さないといけないですが、周囲の選手も自分がどういうプレーが得意で、何をしてくれるかを理解してくれています。そのなかでは、チームとして積み上げていくことをしていく必要があります。これまでも続いてきたチームですが、去年、Fリーグのクラブチームと対戦をしたなかで、明確に足りないところが出ました。そういうところに対してもアプローチしないといけないと思っています。

──合宿前に、ブルーノ監督は、まずは代表チームを4カ月前の状態に戻すと話していました。現在はどれくらい取り戻せているのでしょうか。

チームのレベルや戦術理解については、このチームでの経験が長い選手もいるのでベースも高まっていて、かなり早い段階から4カ月前に戻っていると思います。(最初の5日間くらいの)第1フェーズを終えてからは、積み重ねと、また新たなところに進めていると感じています。新しい選手も、ベースがあるなかに入ってきているので、もちろん難しさを感じることもあると思いますが、ブルーノ監督のスタイルはこの4年間でも明確に提示されてきたことなので、入りやすいと思います。そこから自分のプラスアルファを出すことは、新しい選手にとっては簡単ではないですが、みんな戦術理解も高いし、Fリーグのベースも上がっているので、そこはあまり心配していません。

──フィクソにアルトゥール選手も入ってきましたが、競走をどれくらい意識していますか?

代表チームに入ったときから、競走がなかったことはないので、そういう意味では逆に、あまり意識していません。自分の特徴やできることは、他の選手には絶対にできない自信があります。その上で、他の選手にできることや特徴が必要であれば残れないし、それは仕方がないことです。ただ、自分にできること、やれることは100%やりたいと常々思っています。いつも競争をしていますが、そこまで強く、蹴落としてやろうとか、こいつには負けないという感覚ではありません。選手へのリスペクトもありますし、自分にはない武器を持っている選手がたくさんいるので、学ぶこともあります。チームのために、自分ができることを最大限提供したいという想いが強いです。

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