中村剛也に1号3ランが出た埼玉西武が3連勝! 高橋光成は8回8奪三振2失点で2勝目【4/2 試合結果】

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 4月2日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第1回戦は、6対2で埼玉西武が勝利。投打がかみ合った埼玉西武が、引き分けを挟んで連勝を「3」に伸ばした。

 埼玉西武は3回表、1番・金子侑司選手と2番・源田壮亮選手の連打で1死1、3塁のチャンスを作ると3番・森友哉選手の内野安打で1点を先制する。なおも1死1、2塁のチャンスで、今季初めて4番に座った中村剛也選手が1号3ランを放ち、4対0と序盤から主導権を握る展開に。中村選手は待望の今季初本塁打に「打てて良かったです!」と声を弾ませた。

 先発の高橋光成投手は、初回を3者凡退で抑える上々の立ち上がりを見せると、2回裏には得点圏に走者を置くが、三振でピンチをしのぐ。4点の援護をもらった後の3回裏は、3者連続三振を奪う圧巻の投球を披露した。

 勢いが止まらない埼玉西武打線は5回表、2死1、2塁の好機で呉念庭選手に2点適時打が飛び出し、6対0と福岡ソフトバンクを突き放す。5回まで2安打に封じていた高橋光成投手は6回裏、今試合初めて与えた四球から2死1、2塁のピンチを招くと、4番・グラシアル選手の適時打で2点を失ったが、後続を打ち取り2失点にとどめた。

 5回までに6点を奪った打線だったが、6回以降は攻めきれないイニングが続く。それでも高橋光成投手が8回110球、4安打8奪三振2四球2失点の好投でリードを守ると、9回裏は守護神・増田達至投手がマウンドに上がり、無失点で試合を締めた。

 勝利した埼玉西武は、引き分けを挟んで3連勝。高橋光成投手は福岡ソフトバンク相手に2019年5月から10試合負けなしと相性の良さを発揮した。打線では、中村選手が本塁打を含む2安打3打点、森選手が3安打1打点の活躍。中村選手は今試合の本塁打で750長打の記録まであと「1」に迫った。

 一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発した石川柊太投手が6回9安打5奪三振3四死球6失点と役割を果たせず。打線ではグラシアル選手が3安打2打点と気を吐いたが、チームは散発5安打2得点と打ち崩せず、3連敗を喫した。

  123456789 計
西 004020000 6
ソ 000002000 2

西 ○高橋光成-増田達至
ソ ●石川柊太-田浦文丸-高橋純平-川原弘之

文・岡絃哉
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