千葉ロッテは連敗ストップを本前郁也に託す【4/1 パ・リーグ見どころ】

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連敗を止めたい千葉ロッテは本前郁也がプロ初先発。楽天は瀧中瞭太で連勝を伸ばせるか

 4月1日の14時から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと楽天の第3回戦が行われる。31日の試合では、則本昂大投手が好投した楽天が勝利している。勢いそのままに楽天が4連勝となるか、それとも開幕5連敗を喫している千葉ロッテが今試合で連敗を止められるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→0勝2敗
楽天→2勝0敗

【昨季投手成績】
【千葉ロッテ】本前郁也投手 11試合2勝0敗 38.2回 38奪三振、防御率2.56(二軍成績)
【楽天】瀧中瞭太投手 8試合2勝1敗 45回 29奪三振、防御率3.40

 千葉ロッテの先発は本前郁也投手。昨季は育成選手としてファームで11試合に登板し、2勝0敗、防御率2.56と好成績を残した。今季のオープン戦では2試合に登板、いずれも無失点と好投を続け、3月中旬に支配下登録をつかんだ。プロ初先発となる今試合で、開幕5連敗と苦しむチームを救うことができるか。前日7安打1得点に終わった打線では、荻野貴司選手に注目だ。前日の試合では、2安打1盗塁と1番打者として存在感を示した。今試合でも好機を演出する打撃と走塁に期待が高まる。

 対する楽天は瀧中瞭太投手が先発する。昨季は二軍で9試合2勝1敗、防御率1.72と好投し、一軍では2勝1敗、防御率3.40と十分にその力を発揮した。先発ローテーションを守ることが期待されるなか、今季初登板で初勝利を挙げることができるか。打線では前日に決勝タイムリーを放った茂木栄五郎選手に期待したい。昨季はケガの影響で73試合の出場に止まる悔しいシーズンとなったが、今季は打率.438、出塁率.550と好調だ。主将の活躍から目が離せない。

連勝を狙うオリックスは山本由伸が中5日で登板。福岡ソフトバンクは松田宣浩が復調気配

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 4月1日の18時から、京セラドーム大阪でオリックスと福岡ソフトバンクの第3回戦が行われる。31の試合では、オリックスが初回に猛攻を見せ7対2で本拠地初勝利を挙げた。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝1敗
福岡ソフトバンク→1勝1敗

【オリックス】山本由伸投手 1試合0勝1敗 7回 4奪三振、防御率1.29
【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 7試合2勝2敗 25回 23奪三振、防御率6.48(昨季成績)

 オリックスは開幕戦から中5日で山本由伸投手が先発する。開幕戦では味方の失策などもあり、自責点1ながらも敗戦投手となった。本拠地での初登板で勝ち星を挙げ、チームをシーズン初の連勝に導けるか。

 前日7得点を挙げた打線からは大城滉二選手に注目。今季初スタメンとなった31日の試合では、初回に満塁から走者一掃の適時二塁打を放つなど2安打3打点の活躍。若手選手と激しいレギュラー争いが続く中、この試合でも存在感を見せつけたい。

 福岡ソフトバンクの先発は武田翔太投手。ここ数年は先発で納得のいく成績を残せずにいたが、今季はオープン戦で防御率0.60と抜群の安定感を見せ見事先発ローテーションの座を勝ち取った。前日7点を挙げたオリックス打線を相手にどのような投球を見せられるか。

 打線からは松田宣浩選手に注目したい。開幕3連戦は無安打に終わったが、オリックスとの3連戦に入ってからは30日の初戦で2安打1打点、前日の2戦目もチーム唯一の適時打を放つなど徐々に調子を上げてきている。チームの精神的支柱の一打で初黒星を喫した昨日の嫌なムードを払拭したい。

ドラ2ルーキー・五十幡亮汰は順調に調整を重ねられるか

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 ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは13時から、北海道日本ハムと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。

 北海道日本ハムはドラフト2位ルーキー・五十幡亮汰選手に注目したい。今季はキャンプ一軍スタートを勝ち取るも、故障のため早期離脱。ファームでは23日の千葉ロッテ戦に出場し、2打数1安打をマークした。その後は欠場していたが、前日の試合に「1番・中堅」で出場すると、2打席に立ち1出塁。その足の速さに期待が寄せられているだけに、早くコンディションを万全に整えたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝0敗
東京ヤクルト→0勝2敗

楽天は和田恋に期待。埼玉西武・高木渉は打率.533と絶好調!

 ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉では13時から、楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。

 楽天は和田恋に期待したい。今季は状態が上がらない中、前日の試合では4番に座り先制打含む2安打の活躍。昨季一軍ではわずか7試合で打率.125にとどまったが、この活躍を大舞台で躍動する足がかりとしたい。埼玉西武は高木渉選手が今カードも好調を維持している。初戦、第2戦とそれぞれ3安打、7打数6安打と固め打ちして、打率も驚異の.533。外野争いの一角を虎視眈々と狙っている。

【今季対戦成績】
楽天→1勝1敗
埼玉西武→1勝1敗
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