【結果・コメント】埼玉上尾メディックスvsNECレッドロケッツ
NECとの長い戦いを制し、埼玉上尾がVcup初優勝！
第1セット、先手を取ったのはＮＥＣ。安定したサーブレシーブからセッター安田が多彩な攻撃を見せて優位に立ち、中盤まで2点差を守る。しかし埼玉上尾は内瀬戸のサーブから佐藤がしっかり決めると同点に追いつく。そこからはお互いに譲らない展開となり、デュースへ持ち込まれる。ここで埼玉上尾が佐藤のアタックで一歩抜け出すと、最後はＮＥＣがスパイクミスを犯し、26-24で第1セットを取る。
しかし第2セットは序盤からＮＥＣがサーブで攻めペースをつかむ。埼玉上尾はチャンスでミスが数多く出て、追い上げができない。最後まで埼玉上尾は自分たちのペースを戻せず、25-20でＮＥＣが取り返す。
第3セットも第2セット同様に、ＮＥＣが勢いよく攻めたて、埼玉上尾の追い上げを頻繁な選手交代でかわし、ＮＥＣが３点差をキープしたまま終盤戦へ。ここで埼玉上尾は内瀬戸のサーブでようやくＮＥＣのサーブレシーブを崩し、佐藤のスパイクなどで追い上げを見せると、内瀬戸のブロックで同点、佐藤のサービスエースで逆転すると形勢は一気に逆転。そのままジョセフらのスパイクなどで25-21で逆転でもぎ取る。
これで波に乗った埼玉上尾は、第4セットは序盤からサーブで攻めたて一気にリードすると、逆にＮＥＣにミスが出て一気に突き放し25-17で埼玉上尾が一方的に取り、Ｖ Ｃｕｐ初優勝を全員で勝ち取った。
埼玉上尾メディックス３（26-24、20-25、25-21、25-17）１ ＮＥＣレッドロケッツ
スターティング
#5 山崎(S)、#9 内瀬戸 (OH)、#11 青柳(MB)、#15 ジョセフ(OH)、#10 佐藤(OH)、#3 サンティアゴ(MB)、#7 山岸(L)
得点リーダー
#9 内瀬戸真実 アタック13点(35.1%）、ブロック2点 15得点
#10 佐藤優花 アタック14点(33.3％)、サーブ1点 15得点
#15 ジョセフ・シャイナ アタック14点(45.2％) 14得点
選手コメント
たくさんのご声援ありがとうございました。今日は最初から最後まで苦しい場面が続いた難しい試合でしたが1セット取られても最後まで集中して勝ち切ることができてほんとによかったです！個人的にはまだまだ技術的にも精神的にも足りない部分があるなと改めて実感した試合でした。このメンバーでできる最後の試合勝って終わることができてほんとに嬉しいです。この優勝を自信に変えて来シーズンもまた頑張って行きたいです。
#7 山岸あかね選手
いつも沢山のご声援ありがとうございます！今シーズンは試合を重ねてチームとして成長していけるようにと取り組んできました！リーグ優勝はすることができなかったのでこのVカップで優勝しようと戦ってきてチームとして成長することができこういう結果になったのかなと思います！私自身、キャプテンとしてもリベロとしてもまだまだ足りないところだらけでしたが周りのチームメイトに助けてもらいながら戦えたと思います！
最後にこうしてVカップで優勝でき本当に嬉しいです！来シーズンはリーグ優勝できるように頑張っていきます！
#20 田川紘美選手
今日は終始苦しい場面が続きましたが、チーム全員の負けない気持ちが強く出て、最後勝ち切れた試合だったと思います。個人的には、ピンチサーバーで入る場面が何度かありましたが得点にはつながらず、悔しかったですが他のチームのメンバーに助けてもらって勝てたと思います。今シーズン苦しい試合が沢山ありましたが、最後にこのチームで、このメンバーで優勝できて凄く嬉しかったです。シーズンを通して、会場に足を運んでくださった方、画面越しで応援してくださった方、本当に沢山のご声援ありがとうございました。
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