千葉ロッテマリーンズが１９７４年以来のリーグ１位でのリーグ優勝に向けて３月２６日いよいよ開幕の時を迎える。投打ともに若手が飛躍しチームに厚みが出た。コンディション、状態が万全ではない石川歩投手、レアード内野手、井上晴哉内野手、福田秀平外野手ら実績ある選手たちが二軍調整となっているのも層の厚さがあるがゆえ可能なことだ。野手では安田尚憲内野手、藤原恭大外野手、山口航輝内野手。投手でもルーキーの鈴木昭汰投手、河村説人投手に、育成から支配下登録された本前郁也投手、３年目の土居豪人投手と若い逸材たちが躍動している。

　井口資仁監督は「二木もここまで、しっかりとやってきてくれている。いい形で開幕スタートを切りたい」と意気込む。

　開幕の相手は日本シリーズ４連覇の福岡ソフトバンクホークス。強敵だがマリーンズは昨年、一昨年と２連続カード勝ち越し中。開幕投手の二木は一昨年から７連勝中と相性のいい相手だ。絶好調のマリーンズが開幕から連勝街道を突き進む。