【UFC】メイシー・チアソンがマリオン・レノーに判定勝ち、ドーソンやジャクソンらがKO勝利

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【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

日本時間3月21日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス22が開催され、プレリムではブルーノ・シウバ、モンテル・ジャクソン、グラント・ドーソンがそれぞれノックアウト勝利を飾った。

【プレリム】
女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●マリオン・レノー vs. メイシー・チアソン○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)

メイシー・チアソン

「彼女が激しく戦いにくることは分かっていた。対戦相手だからね。もう長くやっている人だし、すごく強い人たちとも戦ってきている。グラウンドゲームはすごいし、彼女は強い。私は長身のストライカーとして自分の戦い方を作っていけたし、相手を抑えられた。冷静さが最大のポイントよ。UFCに初めて出たときは2試合しかしていなかったけど、これで8勝1敗だから、たくさんのことを学ばないといけなかった。例えば、リナ・ランズバーグ戦の敗北もそうだし、厳しい状況に陥ったときに冷静さを保てなかったこともそう。今日は思うようにゲームプランを進められなかったけど、冷静さを保って楽しめたと思う。これが本来の姿よ。認知行動に集中しようとしているし、体が休息を必要としているタイミングを知ろうとしている。試合以外でも自分のためになにかしようと思っているの。つまり、私にとってはメンタルヘルスが大きな問題だった。今日の試合でその成果が現れたと思う。精神的な部分やその瞬間に居合わせることに力を入れてきた。それがしっかり反映されたんじゃないかしら。試合は接戦の判定だったし、自分が敗れた打ち合いの場面もあったけど、それでも乗り越えた。私にとってはすごく大きな勝利よ。最終的にはチャンピオンになりたいけれど、それには今日のように一貫した成長が必要。半年ごとに試合をして少しずつ良くなっていけるのなら、それはそれでいいと思っている。UFCに来たばかりの頃はとにかく戦いたかった。それが私たちのやっていることだと思ったから。楽しむことを忘れていたの。もっとうまくなったり、そのプロセスを楽しむことを忘れていた。楽しくなければなんのためにいるのって話よね? 数カ月もすれば次にどうするか分かるかもね。戦線は楽になることがない。アマンダにたどり着くのは簡単なことじゃないわ」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
●レオナルド・サントス vs. グラント・ドーソン○
3ラウンド(4分59秒)KO

グラント・ドーソン

「最高の気分だよ。勝利こそが全て。3ラウンドの歴史の中で最も遅いフィニッシュだね。最高さ。すべての称賛と功績は、ヘッドコーチのジェームズ・クラウスが受け取るべき。彼はこの競技の中で最高のコーチだ。彼がいなかったら自分はここにいない。彼のような仲間がいてくれて、師匠がいてくれて本当に感謝している。打ち込んでいきながら、このラウンドは10-8で確実に取れるかもしれないと、それだけを考えていた。その時、相手のマウスピースが少し飛び出たのを見たから、それがダメージを与えたというサインだった。全力でパンチし続けた。相手のマウスピースが飛んでいくのを見て、今までの試合中で最高の気分だったよ。彼は偉大で神話的なグラップリングの化け物だ。ブラジリアン柔術の世界チャンピオンを7回も達成している。最終的に彼を倒したとき、自分の方が上だと感じたよ。相手は疲れていたと思うけど、俺もさ。UFCで一度も負けたことのない男にフィニッシュを決めたのは最高の気分だよ。ここからはレジェンドやランキングの人たちが待っている。クレイはレジェンドだ。子供の頃、クレイの試合を見たのを覚えている。彼は新進気鋭の選手と戦いたいと言っていた。まさに俺さ。その条件には合致している。時間は作るよ。派手さはないけど、とにかく勝ち続けるだけ。スーパースターになることに興味はない。世界チャンピオンになるためにいる。自分の腰にあのベルトを巻かなければこの旅が無駄になってしまう。年末にはランキング入りしたいし、少なくとも年末までにはランキング入りを目指したい。ただ、名前を知ってもらいたいとも思う。ハードコアなファンたちはサントスといえば誰か分かると思う。たくさんの人が今回の試合を楽しみにしてくれていたし、それはうれしんだけど、ビッグネームとやりたい。それを狙っていく」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○トレヴィン・ジャイルズ vs. ロマン・ドリーゼ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

トレヴィン・ジャイルズ

「自分が全ラウンドを戦い抜くことができるということ、そして忍耐力もあることを証明できた。いい気分だよ。どの試合も簡単には終わらない。自分はあきらめずに3ラウンドを戦えると示した。今連勝中なんだ。相手にダメージを与えることができると証明した。俺は3ラウンドを通して危険なヤツだ。ラウンドを通してKOするパワーを持っている。疲れていても相手をノックアウトしてダメージを与えることができるんだ。俺と一戦を交わすなら、勝っても負けても無傷じゃ済まないというメッセージさ。今回は素晴らしい試合と勝利だったと思う。楽しかったよ。みんな俺の実力を知らないけど、俺が戦えば分かると思う。これからはもっと上位ランクの選手と試合することになる。今はその手前まで来ている。今は一戦一戦を大切にしているし、ランキングはあまり気にしてない。もしランカーの誰かが俺との契約にノッてきたとしても、他の誰かと戦うときと同じようにして相手を考える。そいつを研究し、キャンプに励み、試合に臨んで圧倒してやる」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○モンテル・ジャクソン vs. ジェシー・ストレーダー●
1ラウンド(1分58秒)TKO

モンテル・ジャクソン

「今回の勝利は気分がいい。クリアな頭だと、試合に臨んで危険な俺を発揮できる。友だちや家族、コーチ、自分がここにくるために犠牲を払ってくれたすべての人たちのためにも今回の勝利はうれしい」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ブルーノ・シウバ vs. J.P.ベイズ●
2ラウンド(2分56秒)TKO

ブルーノ・シウバ

「最初の右手がうまくつながってダウンを取った。相手はパニック状態みたいだったからフィニッシュしようとしたんだ。でも、相手が立ち上がったから、俺が次に右手でアゴを狙うタイミングで向こうがジャブを出してくるのを待った。ここに来てノックアウトするのはすごく良い気分だよ。俺はそのために生まれてきたんだ。この素晴らしい団体に自分がふさわしいということを証明するために、相手をフィニッシュしなきゃいけなかった。ここに残って戦い続けたい。ちょうど31歳になったところ。新しい章が始まるんだ。相手を2ラウンド目でノックアウトしたばかり。ヤツもかなり優秀なファイターだ。今年は3回か4回は試合がしたい。それが俺の希望。俺にはそれがふさわしいはず。長い間一生懸命トレーニングしてきたんだ。戦いたい」


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