【新日本プロレス】“TEAM FILTHY”リーダー、トム・ローラーに直撃!

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【新日本プロレスリング株式会社/トム・ローラー選手】

アメリカの配信限定番組『NJPW STRONG』で話題沸騰! 猛威を奮う“TEAM FILTHY”のリーダーであり、“元UFCファイター”トム・ローラーはなぜ新日本プロレスで闘っているのか? 今回は、早くも『NEW JAPAN CUP USA』優勝宣言! ユニットやLA道場、日本への想いにも言及したインタビュー後編!

トップ写真提供/トム・ローラー選手

※以下、インタビューの「前半部分」をSportsNaviで無料公開!

“TEAM FILTHY”のメンバーは、それほど吟味して選んだわけではないんだ。けど、アイツらの試合を『NJPW STRONG』で観て、「コイツらとならうまくやれる」と思った。

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ローラー選手。後半は『NJPW STRONG』についてお話ししましょう。昨年の秋から、“TEAM FILTHY”(チーム・フィルシー)と共に番組の中心的な存在の1人として注目されていますね。

ローラー フフフ。そうだな。

――ローラー選手の入場スタイルやご自身のヒストリーを考えると、鈴木軍と比較されることも多いかもしれません。いかがですか。

ローラー ククク。そうか? 俺たちは、どっちかというとスズキグンじゃなくて“ハダカグン”だと思うけどな(笑)

――そんなイメージが付いてますか(笑)。TEAM FILTHYは鈴木軍のように、メンバーそれぞれが違う個性を持っていますが、共通のテーマを持ち、ローラー選手はうまくチームをまとめてるように見えます。

ローラー まあ、あのメンバーは、それほど吟味して選んだわけではないんだ。けど、アイツらの試合を『NJPW STRONG』で観て、「コイツらとならうまくやれる」と思った。そこからすべては始まったんだ。実際、俺たちは、チームとしてうまく機能している。そういう要素がちゃんとあるメンバーだからな。

――『NJPW STRONG』に来る前のチームメンバーの闘いを観たことはありますか?

ローラー JRクレイトスの試合は、何度か観ていたよ。ダニー・ライムライトのことは、正直あまり知らなかった。アイツと最初にチームを組んだ時は、何が起こるのかさっぱりわからなかった。でも、結局のところはうまくいってると思うよ。

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――TEAM FILTHYのメンバーは、性格が似ていると思いますか?

ローラー 俺とクレイトスは、どこかしら似ている部分がある。俺たちは二人とも、タフガイだしな。俺とダニー・ライムライトは、それほど共通点がないかもしれない。でも、俺とアイツはくだらない話でよく盛り上がっているよ。クリス・ディッキンソンも一緒にな。

――クリス・ディッキンソン選手は、今年新たにメンバーとなったレスラーですね。

ローラー そうだな。俺とアイツは、同じようなファイトスタイルで闘っている。組みあったり、打撃で闘うことも多い。ただ、俺たちは「闘うことが好き」という以外では、どのメンバーも性格がまったく違うんだ。個性がバラバラなヤツらが同じチームにいるわけだけど、みんな仲良くやっているよ。

前日の夜まで、誰と闘うか知らされていなかったが、フレッド・ロッサーと闘うとわかった瞬間、「コイツとはいい試合ができる」という予感があった。

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――同じことが去年11月のフレッド・ロッサー選手との試合でも言えますね。個性が異なる二人が突然出会い、リング上では惹きつけられるような闘いがあり、多くのファンがあの試合を『NJPW STRONG』2020年一番の試合と称賛しています。

ローラー あの試合は、前日の夜まで、誰と闘うか俺にも知らされていなかったんだ。そもそもフレッド・ロッサーが出場することすら知らなかった。「ロサンゼルスに行って、ニュージャパンのリングで元WWEレスラーと闘ってくれ」って言われても、その対戦相手が、まさかフレッド・ロッサーだとは思わないだろ? ただし、フレッド・ロッサーと闘うとわかった瞬間、「コイツとはいい試合ができる」という予感があった…。



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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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