セレッソ大阪【J1リーグ第1節 C大阪vs柏】いよいよ開幕するJ1リーグ。幸先良いスタートを切るべく、ホームで柏撃破を目指す

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【CEREZO OSAKA】

いよいよ開幕する2021年の明治安田生命J1リーグ。今季は全20チームで争う頂点への道。セレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居に柏レイソルを迎えての一戦から始まる。

今季を迎える上での大きなトピックが、レヴィー クルピ監督が8年ぶり4度目の指揮を執ること。過去3度の監督時代は、選手個々が持つ良さを引き出しながらチームに“前へ”の意識を浸透させ、攻撃力の高いチームを作り上げた。「シュート」や「ゴール」にこだわる姿勢も強く、何より「勝利」を貪欲に追い求める姿も印象的だった。実際、宮崎キャンプでの指示も日を追うごとに熱を帯び、開幕戦の翌日には68歳の誕生日を迎えるが、その闘志は以前と何ら変わっていない。試合前日の会見では「チームの仕上がりに手応えはあります。選手たちのレベルも私が期待していた通り、高いレベルにあります」と落ち着いた表情で話した。もっとも、「問われるのは、公式戦で何が出せるか。それが大事」と強調することも忘れない。

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昨季の主力をベースに少しずつ新加入選手も融合させながら進められた宮崎キャンプだが、そこから非公開で行われた舞洲に戻ってきてのトレーニングで、さらなるベースアップが図られた様子。開幕を控えたチームの様子について、「順調に来ていると思います。明日は、より攻撃的なセレッソを見せることができると思います」とキャプテンの清武弘嗣が伝えれば、15年ぶりにセレッソに復帰した大久保嘉人も、「全員がいい形で開幕を迎えることができたと思います」と納得の表情で話した。いよいよ始まる新シーズンに、監督、選手の誰もが期待に胸を高鳴らせている。

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もっとも、クルピ監督と旧知の仲であるネルシーニョ監督が率いる柏レイソルは、チームとしてすでに戦術的な基盤はできており、攻守に規律正しく、球際にも強い。元セレッソの山下達也らが統率する守備をどう崩していくか、セレッソとしては早速、問われる試合であり、守備に関しても、柏の背番号10・江坂任や、ストライカーの呉屋大翔、突破力とシュート力があるクリスティアーノらには十分に警戒が必要だ。

過密日程のシーズン序盤戦をいい形で進めていくためにも、開幕戦が持つ意味は大きい。チーム、選手、サポーターが一体となり、“新生・セレッソ”の船出を勝利で飾りたい。

(文=小田尚史)

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