【結果・コメント】埼玉上尾メディックスvs岡山シーガルズ

埼玉上尾メディックス
チーム・協会

【埼玉上尾メディックス】

岡山を3-1で下し、7連勝で2020-21シーズンを5位で締めくくる

試合結果 【埼玉上尾メディックス】

 勝って地元のファンに勝利と5位を届けたい埼玉上尾メディックスと昨シーズンの準優勝チームの岡山シーガルズによる5位・6位決定戦。第1セット、序盤はともに安定したサーブレシーブとエース陣の決定力が見られて一進一退のスタートとなる。そこからともに相手スパイクを拾い合うレシーブの応酬になると岡山がセンターをうまく絡め、軟硬織り交ぜた攻撃で徐々に点差を開く。埼玉上尾は内瀬戸に代わり佐藤を入れて打開しようとするも点差は更に開き、このセット25-17で岡山が先取した。
 第2セット、埼玉上尾はスタートから佐藤を入れる。しかし、岡山はまたも粘り強いレシーブから強弱のあるスパイクで10-7とリードする。しかしここから埼玉上尾の佐藤が爆発。その持ち前の攻撃力が岡山のブロックを粉砕し、12-10と逆転すると流れは埼玉上尾に傾き、セッター山崎がコンビの中でもクイックを積極的に使う余裕が生まれ、終始リードを保ちそのまま25-23で第2セットを奪い返す。
 第3セットも序盤は岡山の強弱をつける攻撃が生きてリードするが、埼玉上尾はしっかりとクイックを織り交ぜる本来のチームのスタイルを通すと流れはまたも埼玉上尾へ。ここでも佐藤が勝負強さを見せて逆転すると、対角の吉野も奮起して加点。終盤は途中出場の大室が守備で活躍し25-20で埼玉上尾が逆にリードした。
 第4セットも中盤までは一進一退も、地元での勝利に燃える埼玉上尾の気迫が岡山を上回り、佐藤や吉野のエース陣、青柳、サンティアゴのクイックやブロックが効果的に出て結局、25-20でこのセットも埼玉上尾が取り、3-1で勝利してリーグ戦の最終順位を5位とした。

埼玉上尾メディックス3(17-25、25‐23、25‐20、25‐20)1岡山シーガルズ

スターティング
#5 山崎(S)、#8 吉野(OH)、#11 青柳(MB)、#15 ジョセフ(OH)、#9 内瀬戸 (OH)、#3 サンティアゴ(MB)、#7 山岸(L)

得点リーダー
#10 佐藤優花 アタック25点(37.9%) 25得点
#8 吉野優理 アタック15点(31.9%) 15得点
#15 ジョセフ・シャイナ アタック13点(29.5%)、サーブ1点、ブロック 1点 15得点
#3 サンティアゴ・アライジャダフニ アタック9点(64.3%)、ブロック2点 11得点



選手コメント

#7 山岸あかね選手
 いつも沢山の応援ありがとうございます!リーグ最終戦で何が何でも勝ちたい試合だったので勝てて本当によかったです!1セット目は何もできず終わってしまったのですが、2セット目から気持ちを切り替え攻め続けた結果勝つことができました!
 シーズンを通してチームとして少しずつではありましたが、成長できたのではないかと思います!このような状況の中で試合ができたことに感謝しています!今シーズンも沢山の応援ありがとうございました!


#10 佐藤優花選手
 今日も沢山の応援ありがとうございました!
 序盤から厳しい試合でしたが、最後勝って終えることができ良かったです。途中出場で、周りに負担をかける面もありましだが、沢山助けられプレーすることが出来ました!リーグ戦は終わりますが引き続きVカップも頑張ります。応援よろしくお願いします。


#11 青柳京古選手
 1セット目の嫌な流れでは、以前までのチームだったら逆転勝ちは無かったかもしれません。2セット目に入る時に作戦の変更とやるべき事を確認し合い、どんなに身体が辛くてもアグレッシブに攻撃に参加することをチームで約束しスタートし、決めて欲しい時にスバル(佐藤)を中心に得点してくれたのでなんとか立て直す事が出来ました。このチームが春に始動してから沢山の問題があり、監督の来日の遅れ、セッターの問題、選手の怪我などそれらを乗り越えて毎週毎週成長してきて、リーグ戦最終日の今日に集大成のようなゲームを私達のホームの武道館でできたことを本当に嬉しく思います。
 久しぶりにファンの方々にも会えて本当に嬉しかったです。今シーズンは数少ない有観客試合に足を運んでくださった方、リモートで毎試合応援してくださった方、みなさんの熱い応援のお陰で毎試合頑張ることができました!本当にありがとうございました!

最終順位

1位:JTマーヴェラス
2位:東レアローズ
3位:NECレッドロケッツ
4位:デンソーエアリービーズ
5位:埼玉上尾メディックス
6位:岡山シーガルズ
7位:日立リヴァーレ
8位:久光スプリングス
9位:PFUブルーキャッツ
10位:ヴィクトリーナ姫路
11位:トヨタ車体クインシーズ
12位:KUROBEアクアフェアリーズ

途中出場ながらチーム最多の25得点の活躍で勝利を引き寄せた佐藤優花選手 【埼玉上尾メディックス】

2セット目以降、気持ちを切り替えて攻め続けたと話す山岸あかねキャプテン 【埼玉上尾メディックス】

今季初の地元開催の喜びとファンへ感謝のメッセージを送る青柳京古選手 【埼玉上尾メディックス】

サーブで狙われるも安定したプレーで15得点を挙げた吉野優理選手 【埼玉上尾メディックス】

14勝目を挙げた埼玉上尾メディックスの選手たち 【埼玉上尾メディックス】

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著者プロフィール

VリーグDivision1に所属する上尾中央医科グループを母体とした女子バレーボールチームです。 埼玉県上尾市をホームタウンとして、本年度は埼玉県立武道館、深谷ビックタートルでホームゲームを開催。 埼玉県上尾市の顔として、地域の皆様と愛し愛されるチームを目指して活動しています。

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