【UFC】連続KO決着! プレリム最後はゴードンがチャベスに判定勝ち

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【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

日本時間2月21日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス19が開催され、プレリムはKO決着が相次いだものの、トリを飾ったジャレッド・ゴードンとダニー・チャベスによるフェザー級マッチはフルラウンドにもつれ込み、最終的にはユナニマス判定でゴードンに軍配が上がっている。

【プレリム】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ジャレッド・ゴードン vs. ダニー・チャベス●
判定3-0(30-27、29-28、30-27)

ジャレッド・ゴードン

「最高だよ。一息ついて、フィアンセに会いに帰れる。試合に挑む時はいろんなことを考えてしまうんだ。カーフキックのことが気がかりでしょうがなかった。ただ、結果、向こうに蹴られるよりも俺の方がカーフキックを食らわせていけたのは奇妙な気がする。だって向こうの方がストライカーで、俺はグラップラーだからね。でも俺の方が打撃を当てているし、ダメージも与えている。テイクダウンすれば相手は起き上がれない。一度、返されたけど、それでも押し込み続けられたからうまくできた。グラウンド・アンド・パウンドもいい感じだったはず。そこがいい出来だった。最高だよ。やっと勝利街道に戻れた。この数年はしんどかった。スマートに戦っていきたい。これはビジネスだし、長くやっていきたいから。上の階級でランカーたちと戦うことで飛躍を目指したけど、うまくいかなかった。今はとにかくアクティブでいたいと思っている」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●エディ・ワインランド vs. ジョン・カスタネーダ○
1ラウンド(4分44秒)TKO

ジョン・カスタネーダ

「彼のような相手にTKOなんて信じられない。今回は直前のオファーだったけど、言い訳はなし。常に準備を整えておくべきだからね。でも、スタイルやマインドセットなど、トレーニングしてフルキャンプを終えるのとは違う。もうホッとしたってもんじゃないよ。試合前の緊張っぷりは別レベルだったから。こんなに緊張したことは今までないと思う。チームのために冷静でいようとしたけど、今日はやばかった。2回も泣いてしまった。非現実的だよ。このスポーツで経験する感情はクレイジーそのもの。もっともっと力がある。まだ自分の力は少ししか見せられていない。とにかく落ち着いて、もっと快適にやれるようにならないと。もっとうまくなりたい。スキルはあるし、トレーニングパートナーやコーチもいる。スポットライトの下でしっかりとパフォーマンスを発揮する必要があるだけ。今日はできたし、これを続けていきたい。今年は忙しくしていたいね。特にこういう試合があると。ケガはしていない。健康を保って、すぐにでも戻ってきたい。来月でもいいよ」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●ネイト・ランドワー vs. ジュリアン・エローサ○
1ラウンド(0分56秒)TKO

ジュリアン・エローサ

「あれはずっと考えてきた武器さ。他にもいろいろあったんだけどね。相手がかなり対等だから、ど真ん中に打ち込むか、ストレートパンチを放つかだった。ときどき、ループすることがあるから、ストレートな流れにしようと努めた。ずっと飛び膝蹴りを練習していたし、お気に入りのひとつ。彼が“ザ・トレイン”と呼ばれているのは食らいついてくるからだ。少しマタドール的にならないといけないけど、それと同時に自分だって食らいついていけるんだってことを示したかった。こっちも真っ向勝負できるんだってことをね。プレッシャーを与えてこようとするヤツらから逃げるつもりはない。俺たちは全員が戦っている。脅迫なんてものはない。ドッグファイトになるのは分かっていたし、15分間のバトルにしたいと思ってもいた。ネイトには脱帽だけど、今日は俺が主役だ。(勝利街道に乗れるのは)最高。人生の他の道を考えるまでに何度もボコボコにされる。もっと戦うべきか、別のことに移るべきか? 俺が気にしているのはジムでやっているようなパフォーマンスができなくなることだけ。フリーズしなければ、基本的にはいい結果が待っている。俺の頭を占めている一番大きなものはジムでやっているようなパフォーマンスを発揮すること。無傷で試合を負えられたから、次の対戦相手を見つけたいね。次の試合までにかなり時間が空いていたから、早く巻き返したい。今年は少なくともあと2、3試合はしたいかな」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
●シャナ・ドブソン vs. ケイシー・オニール○
2ラウンド(3分41秒)TKO

ケイシー・オニール

「名声を手に入れたい。年齢の割にそれほど長くこのスポーツ界にいるわけではないけれど、トレーニングに関してはもう長くやっている。望んでいたほど多くの試合に出られていないの。今年は有名になりたいと思っている。素晴らしい気分よ。まさに戦うようになってから夢見ていたこと。この日をずっと夢見てきた。裏では余計なプレッシャーを感じていた。“さあ、夢を実現しなさい”という感じかな。それを実現させた。興奮しているし、ほっとして幸せな気分よ。最初のラウンドはスローだった。それが緊張だったかどうかは分からない。何かがうまく噛み合っていなかった。スロースタートで少し心配になったけど、私には世界で最高のジムがついていてくれる。今までのコーチ全員が私を後押ししてくれた。自分の頭の中で彼らの声が前に進めと言っているのが聞こえたの。それで実現させたわ。相手は動き続けていたからダメージのある打撃を与えるのが難しくなった。私は自分のポジションを好転させなくてはいけなくて、パウンドで打ち負かすことができなかった。グラウンドでは手に負えないと分かっていた。相手はやがて動きを止めて抜け出そうと思うと分かっていたわ。まだ誰も私の実力を目にしていないと約束するわ。今回は自分の能力の半分といったところよ。今の私が興奮していると思うなら、私がちゃんと足を踏み入れるまで待って。まだつま先を入れたところよ。そこで世界最高の選手と一緒に泳ぐことにワクワクしている」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
チャス・スケリー vs. ジャマル・エマース
中止

【入場直前にエマースが背中の痙攣(けいれん)を患い、試合出場に適した健康状態ではないと判断されて欠場、スケリー戦は中止となりました】


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○アイマン・ザハビ vs. ドラコ・ロドリゲス●
1ラウンド(3分05秒)KO

アイマン・ザハビ

「最高の気分だ。前回の試合は勝ちだったと思っているけど、2連敗を断ち切ることができて本当に満足している。今日は勝ててとっても嬉しいよ。疑いや審判は関係ない。観衆は俺が勝ったことが分かっている。そこに疑問の余地はない。相手は若いと知っていたから焦りたくなかった。相手はおそらくスピード面でかなり優位に立っていると思った。自分は気をつけて、スピードに負けないようにしたかった。だから我慢して相手が実際にどれだけ速いか見てみようって言ったんだ。落ち着いたところで、相手の動きが見えてきたから、それを退けながら、まずはパンチを繰り出していった。おもしろいのは、ノックアウトするほどの打撃を食らわせたときに、まるで外したみたいに感じること。バターのようなツルッとした感じというか、空気をすり抜けるような感じというか。パンチが当たっているのに相手をノックアウトできないときは自分の手がちょっと痛い。俺は進化するために常にジムのトレーニングに参加している。大変だったのは精神面だよ。自分自身を人生の勝者だと思っている。俺には素晴らしい家族、順調なビジネスも良い友達もいる。連敗するまで自分はかなり成功したファイターだと感じていた。俺は勝者だと分かっているから、負け犬として見られたくない。努力して勝つためにできる限りのことをするつもりさ。年末までにあと2回試合するのを楽しみにしているよ」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○セルゲイ・スピバック vs. ジャレッド・バンデラ●
2ラウンド(4分32秒)TKO

セルゲイ・スピバック

「口数を減らし、オクタゴンで自分のスキルを見せるためにやるべきことをやるようにしている。UFCにいるのは難しいと分かっているし、可能な限り最高のレベルに到達しようと努力し続けるつもりだ。まさかあんな戦いになるとは思わなかったけど、勝てて良かった。これからも自分のスキルを発揮し続けたい。何度かハードなキャンプをやってきたけれど、今年は何がきても受けて立つ」


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