【ベティス】久保所属のヘタフェに終了間際の得点で辛勝。リーグ戦2連勝に(1-0)

レアル・ベティス
チーム・協会

【©RealBetis】

久保は80分から途中出場。ホームのベティスはイグレシアスのPKゴールでウノゼロ勝利

 ラ・リーガ第24節、レアル・ベティスはホームでヘタフェCFと対戦。カナレスのPK失敗など苦しみながらも、終了間際のイグレシアスのPK弾によって辛くも勝ち点3を手に入れた。

 ここ5試合の対戦で1分け4敗と、ヘタフェとの相性が悪いレアル・ベティス。この試合も前半13分でフェキルが負傷交代をしてしまい、不安な雰囲気でゲームが始まった。

 最初のチャンスは6分、ロレンが相手のバックパスを盗み取る。そのままゴールキーパーをかわし、後はゴールに流し込むだけだったが、シュートは惜しくもサイドネットに嫌われてしまう。

 その後もグアルダードのエリア外のボレーシュート等でヘタフェゴールを脅かすも得点ならず。75%のボール支配率を記録するベティスだったが、前半を0-0で折り返した。

 後半にもカナレスの絶妙なファーストタッチからキーパーとの1対1のシュート。この決定機は惜しくもゴールキーパーにセーブされる。一方の守備では、相手にシュートをほとんど許さない安定的な運びを見せていたが、終盤に近づくにつれ徐々にヘタフェも攻撃の威力が増していく。

 嫌な流れの中迎えた75分、ペナルティエリア内でイグレシアスの顔に手が入りPK。思わぬ形でチャンスを得たベティスだったが、カナレスのシュートはゴールキーパーのダビド・ソリアにセーブされてしまい先制ならず。30歳を迎えたばかりのスペイン代表のバースデーゴールはお預けとなった。

 それでも82分、再びイグレシアスがPKを獲得。このチャンスを今度はイグレシアスがしっかりと決め、ベティスが待望の先制点を記録する。

 このゴールが決勝点となり、1-0で勝利したベティス。2連勝と好調をキープしている。

重圧のかかるPKを成功させたイグレシアス 【©RealBetis】

出場選手
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、シドネイ、ミランダ、ギド・ロドリゲス、N・フェキル(テージョ 13)(フアンミ 79)、カナレス、ルイバル(ホアキン 63)、グアルダード(W・カルバーリョ 79)、ロレン(イグレシアス 63)

ヘタフェ:ダビド・ソリア、カバコ、ジェネ、チャクラ、マティアス・オリベラ、ニョム(久保 80)、マキシモビッチ(エネス・ウナル 88)、アランバッリ、ククレジャ、クチョ・エルナンデス(ハイネ・マタ 88)、アンヘル・ロドリゲス(アレニャ― 67)


ゴール
1-0 ベティス:イグレシアス (84)

退場
ベティス:W・カルバーリョ (90+3)

テージョ(左)とククレジャの激しい攻防 【©RealBetis】

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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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