【J1・広島】サンフレッチェクラブ通信《2月12日配信》

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ジュニオール・サントス選手に注目!

 今季を戦う土台作りは順調に進んでいます。宮崎での1次キャンプを1月31日に終えたチームは現在、2月5日から始まった2次鹿児島キャンプの真っ最中。宮崎から含めてトレーニングマッチはすでに4試合を消化するなど、“実戦メイン”のトレーニングは継続中です。また、「守備を含めて“変幻自在”は我々のキーワード」と城福浩監督が語るとおり、システムを昨季までの3バックから4バックへと変えて新たな武器を身につけようとチャレンジ中で、選手たちも最近では「手応えをつかんできた」と自信をつかみつつあります。あとは、合流が遅れていたブラジル人選手との“融合”によって、さらにどう進化していくのか。2月27日の今季開幕戦までの2週間で、より詰めていくことになります。

 さて、そのブラジル人選手たちに目を向ければ、注目はやはりジュニオール・サントス選手。サンフレッチェで初の対外試合となった6日の松本山雅FCとのトレーニングマッチでは、35分間の出場ながらいきなり2得点を奪うなど、個の能力の高さを随所で発揮しています。まさに188cm、85kgという体躯も含めてピッチでは大きな存在感を示すサントス選手ですが、共に生活するうちに意外な一面も見せ始めてきました。

 城福監督が「僕が人のことを言えないけど、(サントスは)かなり天然」と話すように、ピッチを離れれば、まさに誰からも愛される和やかなキャラクターです。その松本戦では試合が始まってもホテルの部屋のルームキーを持っていたというのはすでに報道されているとおりですが、“天然エピソード”はまだまだ豊富。ある時には、チームマネージャーにスパイクを頼んでいたにも関わらず、実際にマネージャーがスパイクを持って行くと「頼んでないよ」とジェスチャー。通訳が話をすると、ようやく思い出したようで、「そうだった!」と変顔で謝ってきたとか。

 また、宮崎キャンプ帰りの新幹線では乗車前にチケットを紛失したと大慌て。出発時刻が迫る中、駅員さんも巻き込んで乗車方法を探っていたところ、何と自分のズボンのポケットに入れていたのを失念していたという話まであります。「みんなが受け入れやすい、和みやすいキャラクター。微笑ましい」と城福監督も笑う天然キャラのサントス選手。まさに今季はピッチ内外で目が離せません!
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著者プロフィール

東洋工業(株)蹴球部として1938年に創部。1992年にサンフレッチェ広島と改称し、1993年の初年度からJリーグに参戦している。サンフレッチェの名称は、日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせたもの。広島にゆかりの深い戦国武将、毛利元就の故事に由来し、「三本の矢」を意味している。本拠地はエディオンスタジアム広島。2012年にJ1リーグを初制覇、2013年、2015年も優勝し、4年で3度のJ1リーグ制覇を果たした。2015年には、FIFAクラブワールドカップで3位になるなど、育成型クラブとして結果を残している。

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