【両チーム記者会見/フットサル 北九州 vs すみだ】先制されながらもボルクが大量6発でフウガに勝利!

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チーム・協会

【高橋学】

2月14日(日)、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1のボルクバレット北九州 vs フウガドールすみだが駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、北九州が6-3で勝利。試合後、記者会見が行われ両チームの監督とキャプテンが出席しました。

チームとして40分間ゲームをマネジメントできた

馬場源徳監督(ボルクバレット北九州)

──試合を振り返って。


第1ピリオドの得点に関しては、自分たちのゲームインテンションの中から生まれたと思います。ただ失点に関しては自分たちが一番してはいけない失点だったので、そこは修正するように第2ピリオドに入りました。第2ピリオドになって相手も攻勢を強め、自分たちの時間が作れない中で、タイムアウト後の追加点に関しては自分たちの意図を持った攻撃の中から生まれた得点でした。そこからチームを立て直して、そしてパワープレーの局面からパワープレー返しでさらに得点できたことはよかった。試合を勝ち切る力、チームとして40分間マネジメントできた一つの試合だと思います。

安嶋健至(ボルクバレット北九州)

──試合を振り返って。


第1ピリオド、先に失点してしまいましたがここ最近は連続失点することがなかったので、立て直す力が少しずつついてきたと感じます。第2PKを与えてしまいましたが、勝負所で小島(義瑛)が止めてくれた。監督も意図のあるタイムアウト後を取ってくれて、そこでチームのやり方をもう一度見直して修正できたことは大きな勝ち点3を獲得できたと思います。

──連戦2日目にも関わらず試合終盤でも強度は落ちていないようにも見えました。普段からどんな練習をしているのでしょうか。

強度を保つというのは常に心がけています。それができないとチームの中で練習が成り立たない。プレスに行かないとすぐに回避されてしまったり、強度を保つことを当たり前にするところまで選手一人ひとりがもっていかなければいけません。試合中は選手交代も激しいと思いますが一人ひとり、出場している時間全力でいくのですが、そこの強度を保てているところにも繋がっていると思います。すべての練習においてインテンシティを高く保つ監督の意図と選手の体現。まだまだだと思いますけど、ハイプレスはボルクの生命線でもあるので続けていきたいと思います。

──ハイプレスに関してもただガムシャラに走るのではなく統率された走りができているからこそ、無駄な走りがなくスタミナが保てているのでしょうか。

その中にはもちろん、判断もありますし、監督が準備するディフェンスは相手によっても変わっていきますけど、ある程度ベースが決まっているので僕たちはそれを体現するだけ。基本的にはチームの方針に沿ってプレーしているので一人ひとりある意味迷いがない。だからみんなが動いていけています。それが上手く連動できているように見て取れているのだと思います。

選手たちの底力を見れて一定の満足はしている

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

──試合を振り返って。


今日、北九州がアグレッシブにプレスをかけて主導権を握ろうとボールをしっかりとピヴォにいっれて攻撃を構築することは理解していました。その中でもこちらが主導権をスコア上、握っていければゲームをこちらのものにできると思っていましたがリードをうまく使えずに、3-1になってしまったことがこのゲームのポイントだったかなと思います。ただ、3-1になったあと、選手たちは「2点を返さなければいけない」というマインドにすぐに切り替えて同点に追いついたメンタリティには非常に満足しています。

その後はリスクをかけにいくゲームだったのでどちらが1点を取るかでした。その後はパワープレーほどではないですけど、ゲームを動かすためにリスクをかけた結果なので、4点目を取られたのはゲームのリスクのマネジメントの性質上、そういう状況も十分あり得るかと思います。悔しい敗戦にはなりましたけど、選手たちの底力を見れたのでそこに関しては一定の満足をしています。これを次に繋げられれば今日の敗戦は意味があったということになると思います。

──ハーフタイムでのインタビューで「第2ピリオド、楽しみにしていてください」と話していましたが第2ピリオドはどんなプランだったのでしょうか。

第1ピリオドに関しても十分、得点のチャンスはありましたし、1-3のまま終わるチームではないと思っていたので、そういう意味でお客さんに「このままクローズするようなつまらないゲームは見せないですよ」という気持ちを込めて言わせていただきました。第1ピリオド、ファール0個だったことがが示すように、少しプレスに対して消極的になり相手が背後を狙ってくる戦術を採用していたこともありますが、よりプレッシングのところの強度を上げていけると思ったので、そこを一つのポイントにしました。あとはセットプレーの細かいところで改善していけばゴールのチャンスが増えるとも思っていました。第1ピリオドの時点でチャンスがあった中、さらにそれを増やし、こちらが圧倒してゴールを奪い続けるような20分間にできるというマインドで第2ピリオドに入りました。

諸江剣語(フウガドールすみだ)

──試合を振り返って。


北九州の強度の高い前線からのプレッシングに対して張り合いすぎてしまい立て続けに失点してしまったことが勝敗のポイントかと思います。もう少し、我慢強く戦うことが必要でしたし、監督が言ったように最後、リスクをかけて失点してしまうことは仕方ない部分があるとは思います。やはり、序盤の3失点はもう少しリスクを考えてゲームをコントロールする必要があった。次節の名古屋オーシャンズ戦に向けてはそこを改善して臨みたいと思います。
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