【J1・広島】鹿児島キャンプ最終日

サンフレッチェ広島
チーム・協会

【©2021 S.FC】

チームの骨格作りが進む2次キャンプも、ついに本日で最終日を迎えました。
仕上げとなる今日はJ2に所属するモンテディオ山形とのトレーニングマッチを実施。
試合は45分×4本で行われ、結果は合計4-0と勝利で締めくくることができました。

今日は結果もそうですが、内容も前向きに捉えられるものでした。
主力組が出場した1・2本目では、1本目の16分にジュニオール・サントス選手が強烈なミドルシュートを突きさして先制。
その後も「ペナルティーエリアの周辺でどうボックスインしていくか共通意識があった」と城福浩監督が話したように、複数人が連動して絡む攻撃を繰り広げてチャンスを作り出していきます。
積極的にシュートも放っていく中で、他にもサントス選手がヘディングで決定機を迎えるなど、追加点が入ってもおかしくない展開でゲームは推移。
結局、2本目はゴールこそ生まれなかったものの「もちろん、もっと得点は取りたかったが、失点しないゲームを最後にできたことは良かった」(城福監督)と守備面でも成果を見せる充実の内容となりました。

安定した守備を披露した野上結貴選手。ここまで順調に仕上げています! 【©2021 S.FC】

スピードを生かした突破で相手の脅威になっていた浅野雄也選手。好調な一人です! 【©2021 S.FC】

一方、3・4本目では、39分に柏好文選手がミドルシュートを叩き込むと、4本目の20分に永井龍選手、23分にはPKから練習生が得点を重ねて3-0。
こちらも複数得点を奪っただけでなく、しっかりと無失点で終えるなど、「相変わらず締まったゲームをしてくれた」と指揮官も納得のゲームを披露してくれました。

これで10日間の2次キャンプはついに打ち上げ。
シーズン開幕まであと2週間に迫っていますが、「まだまだ途上」と城福監督が話すように、今度は広島に戻ってチーム戦術の詳細を詰めていくと同時にレギュラー争いが佳境を迎えます。
「自分がやった例年よりも確実に全体の差が縮まってきている。このメンバーであれば、Jリーグとルヴァンカップで両方高い目標を持って戦えると思っている」
そう指揮官が自信を持つほどに、“チーム内競争”が激化している今シーズン。
まずは2月27日の開幕戦の舞台に誰がピッチに立っているのか。
その日を楽しみに待ちたいと思います!

3本目にミドルシュートで得点を奪った柏好文選手。高い攻撃力を示しました! 【©2021 S.FC】

4本目にゴールを奪った永井龍選手。途中で練習を離脱する時はありましたが、今は調子を上げています! 【©2021 S.FC】

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著者プロフィール

東洋工業(株)蹴球部として1938年に創部。1992年にサンフレッチェ広島と改称し、1993年の初年度からJリーグに参戦している。サンフレッチェの名称は、日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせたもの。広島にゆかりの深い戦国武将、毛利元就の故事に由来し、「三本の矢」を意味している。本拠地はエディオンスタジアム広島。2012年にJ1リーグを初制覇、2013年、2015年も優勝し、4年で3度のJ1リーグ制覇を果たした。2015年には、FIFAクラブワールドカップで3位になるなど、育成型クラブとして結果を残している。

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