ユヴェントス|敵地での第一戦を制す

ユヴェントスFC
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【©JuventusFC】

ユヴェントスは2日、敵地ジュゼッペ・メアッツァで行われたインテルとのコッパ・イタリア準決勝第1戦を2-1で制し、決勝戦に向けて一歩前進した。序盤に先制を許したものの、前半のうちにクリスティアーノ・ロナウドの2得点で逆転。堅い守備でインテルに反撃を許さなかった。

ラウタロが先制点
 ピルロ監督はリーグ戦から一部メンバーを入れ替え、センターバックにデミラルとデ・リフトの若手コンビを起用。ブッフォンがゴールを守り、2トップにはロナウドとクルゼフスキが入った。

 先制したのはホームのインテルだった。9分、右サイドのバレッラが素早くゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、デ・リフトの前に走り込んだラウタロ・マルティネスがシュート。ブッフォンが触れたものの勢いを完全に止めることはできず、ボールはゴールラインを越えてインテルが先制した。

ロナウドのドッピエッタで逆転
 序盤にリードを奪われたユーヴェもすぐに反撃を開始する。まずは25分、クロスに飛び込んだクアドラードがヤングに倒され、映像を確認した主審がファウルと判定。ユーヴェがPKを獲得し、これをロナウドがゴール中央に力強く蹴り込んで同点に追いついた。

 さらに35分には相手ディフェンダーとゴールキーパーのコミュニケーションミスを突いたロナウドがボールを奪い、無人のゴールにシュートを流し込んで逆転ゴール。ユーヴェは前半のうちに試合をひっくり返すことに成功した。

インテルが支配するもゴールは許さず
 後半はインテルが試合を支配した。57分にはミスから低い位置でボールを失いサンチェスに決定的なシュートを許したが、カバーに入ったデミラルがゴール前でブロック。 その後もブッフォンがダルミアンの至近距離からのシュートをファインセーブで防ぐなど、最後まで堅守を崩さなかったユーヴェがインテル攻撃陣をシャットアウトし、アドバンテージを得てホームでの第二戦を迎えることに成功した。

喜びを爆発させるロナウド 【©JuventusFC】

インテル:ハンダノヴィッチ、シュクリニアル、デ・フライ、バストーニ、ダルミアン、バレッラ、ブロゾヴィッチ、ビダル、ヤング、ラウタロ・マルティネス、アレクシス・サンチェス

ユヴェントス:ブッフォン、クアドラード、デ・リフト、デミラル、アレックス・サンドロ、ベルナルデスキ (ダニーロ 76’)、ベンタンクール (アルトゥール 76’)、ラビオ、マッケニー (キエッリーニ 89’)、クルゼフスキ (キエーザ 89’)、ロナルド (モラタ 76’)

控え:シュチェスニー、ピンソーリョ、ボヌッチ、ドラグシン、フラボッタ、ペーテルス

【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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