ヘントとのアウェーゲームに臨んだ前節、STVVは、23分にコリーディオ選手のゴラッソで先制に成功。試合を通して、守備ブロックを敷きながら相手の攻撃を抑え、後半アディショナルタイムまでは1点リードと勝利が目前に。しかし、ラストプレーでFKの混戦から失点を喫し1対1のドロー。この結果、直近2試合で勝ちがなしとなってしまったが、どちらの試合もマース監督就任以降に取り組んでいるチーム戦術・規律を示し、チームが成長している姿を見せた。

今節ホームに迎える相手はサークル・ブルージュ。今季11得点のウグボ選手（チェルシーから期限付き移籍）とムサバ選手（ASモナコから期限付き移籍）が並ぶ前線は脅威であり、アウェーでの第6節では3対0で敗れている。先日、契約延長合意を発表したテシェイラ選手を中心に、まずは失点を許さず、カウンターやセットプレーからゴールをこじ開けて、先制点を奪い試合を優位に進めたい。

マース監督は、試合前日のインタビューで「前節は、試合を通して、自分たちの持っているクオリティーを示せました。94分まで試合を支配していたのに、最後の最後で同点に追いつかれてしまい、悔しかったです。しかし、ヘント相手に良い試合をし、勝点1を持ち帰れて良かったです」とヘント戦を振り返った。続けて今節は、「緊張感のある試合になるだろう。現時点でSTVV（15位）より下位に位置しているチームとの対戦は、"シックスポイントゲーム"になるので、今節は、サークル・ブルージュの壁を打ち破り勝ちきりたいです。勝点3を手にできれば、また違った雰囲気で今後の試合に臨めるでしょう」と負けられない一戦に向けて意気込みを語った。

キックオフ 2月1日(月)日本時間午前4時45分