楽天イーグルスの新人選手が被災地を訪問。東日本大震災から10年目、東北への思い
【写真提供:(C)Rakuten Eagles】
新人選手は名取市震災復興伝承館にて、映像と資料を通し、当時の状況や震災後10年の歩みなどを学んだ。その後、名取市震災メモリアル公園に移動。日和山に登り震災当時の状況の説明を受け、慰霊碑に献花した。
早川隆久投手 【(C)Rakuten Eagles】
2013年のリーグ優勝と日本一が東北の方々に勇気を与えたことを聞き、スポーツが地域に与える力の大きさをあらためて感じた早川投手は「自分も今後そのような力を与えられる選手になっていければと思います」と話し、再び東北に元気を与えることを誓いながら慰霊碑に手を合わせた。
高田孝一投手 【(C)Rakuten Eagles】
また震災から10年となる2021年に、ルーキーとして楽天イーグルスに入団したことに関しては「10年という節目の年に楽天イーグルスに入団し、プレーすることができるので、被災された方々に元気や希望を与えるため、優勝、日本一に導けるように精一杯頑張っていきたいです」と語った。
東日本大震災の発生から10年。地域のため、住民のためにいち早い復興を願い、東北の地で躍動を誓うルーキーたちに期待したい。
取材・文 高橋優奈
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