ムルシアとムティルベラを倒し、スペイン国王杯ラウンド32に進出したベティス。ベスト16を懸けてホームのスポルティング・デ・ヒホン(2部)と対戦。先週のラ・リーガ、ウエスカ戦からメンバーを入れ替え試合に臨んだ。

　下剋上を狙いたいヒホンだったが前半21分、バリエンテがカナレスへの危険なスライディングタックルで1発退場。早い段階で数的不利での戦いを強いられてしまう。

　対するベティスは、先発で起用されたライネスが相手ペナルティエリア内でファールを獲得。このPKをカナレスがしっかりと決め、ベティスが先制する。

　そして31分、スーパーゴールが生まれる。ロドリが中盤でボールを受け取るとドリブルで一気に加速。ディフェンダーをスピードで抜き去りエリアに進出した20歳は、深い切り返しでもう1人をかわすと、右足でシュート。

　ロドリの嬉しいプロ初ゴールで、ベティスがリードを2点に広げる。

　後半もゴールキーパーのジョエル・ロブレスを中心とした守りでヒホンの攻撃を抑えたベティス。格下を相手にクリーンシートで勝利し、国王杯ベスト１６に進出した。

出場選手
ベティス：ジョエル・ロブレス、エメルソン(フラン・デルガド 79’)、シドネイ、ビクトル・ルイス、アレックス・モレノ、ポール・アコク、カナレス（グアルダード 45’）、ロドリ（テージョ 79’)、フアンミ、サナブリア(イグレシアス 72’)

ヒホン：Christian Joel、Bogdan、Babin（SaúlGarcía、78 '）、Marc Valiente、PabloGarcía、Javi Fuego（NachoMéndez、68'）、Cristian Salvador、Cumic、Carmona（BorjaLópez、22 '）、Aitor （ManuGarcía、68 '）、Djuka（PabloPérez、68'）

ゴール
0-1ベティス：カナレス(28’)
0-2 ベティス：ロドリ(31’)

退場
ヒホン：バリエンテ(21’)