ユヴェントス|イタリアダービーに敗れる

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【©JuventusFC】

ユヴェントスは17日、敵地ジュゼッペ・メアッツァで行われた伝統の『イタリアダービー』でインテルに0-2で敗れた。前半にビダルのゴールで先制を許すと後半にバレッラにリードを広げられ、最後までインテルの堅い守備を攻略することはできなかった。

ビダルが先制ゴール
 ユーヴェの最初のチャンスは11分、ラビオのシュートをハンダノヴィッチが弾いたところに反応したキエーザが素早く折り返し、ロナウドが押し込む。しかしキエーザがオフサイドだったと判定され、ゴールは認められなかった。そしてその2分後、先制したのはインテルだった。右サイドのバレッラからのクロスをダニーロに競り勝ったビダルがヘディングで叩き込み、ホームチームが先手を取った。

 23分にはカウンターからルカクにペナルティエリアのすぐ外から危険なシュートを放たれたがシュチェスニーがセーブ、リバウンドを狙ったシュートは枠外に外れて事なきを得た。反撃したいユーヴェだったがボールは支配しながらも守備を固める相手の攻略に手を焼き、31分には素早い攻撃からラウタロ・マルティネスにシュートを許すなど、もどかしい展開が続く。38分にも左サイドを破られたが、ルカクのシュートはシュチェスニーがしっかりとキャッチした。

バレッラが追加点
 ハーフタイム後の52分、遂にインテルに追加点が生まれてしまう。バストーニの正確なロングパスを受けたバレッラが抜け出し、シュチェスニーと1対1の状態でシュート。ボールはゴール右上に吸い込まれた。

 ピルロ監督はクルゼフスキ、マッケニー、ベルナルデスキを同時投入し流れを変えようとするが、61分にマッケニーがコーナーキックに頭で合わせた場面はハンダノヴィッチがキャッチ。なかなかインテルゴールを脅かす決定機を作り出すにはいたらず、逆にカウンターからピンチを招くシーンも目立った。

 87分にはキエーザがゴール前中央から鋭いシュートを放ったが、ハンダノヴィッチが好反応でセーブ。最後までゴールを奪えなかったユーヴェは敵地で黒星を喫し、公式戦の連勝は4でストップした。

インテル:ハンダノヴィッチ;シュクリニアル、デ・フライ、バストーニ;ハキミ、バレッラ、ブロゾヴィッチ、ビダル、ヤング;ルカク、ラウタロ・マルティネス

ユヴェントス:シュチェスニー;ダニーロ、ボヌッチ、キエッリーニ、フラボッタ (ベルナルデスキ 58’);キエーザ、ラビオ (マッケニー 68’)、ベンタンクール、ラムジー (クルゼフスキ 58’);モラタ、ロナウド

控え:ピンソーリョ、ガロファーニ、ブッフォン、アルトゥール、マッケニー、デミラル、ベルナルデスキ、ディ・パルド、ドラグシン、ファジョーリ、クルゼフスキ、ラノッキア

ボールをキープするモラタ 【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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