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今日とは常に明日への準備である

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とあるカレンダーにあった。

「今日とは常に明日への準備である」

奥が深い。とりわけ「常に」に真髄が隠されている。
勉強でも仕事でも同じだろうが、競技者は象徴的にこれを繰り返している。
常に、次への備えを怠らないのがアスリートだ。むろんボートレーサーも該当する。

約1600名登録されているボートレーサーは、その半数以上が年間200回以上出走するが、多い者は300走を超える。
昨年2020年の最多出走は岡山の荒井輝年の336回(選手責任外含む)だ。1日2走の日もあるから単純計算はできないが、ほぼ毎日走っているようなものである。
ボートレーサーにはフライング休みなどの規程があるものの、そうでなければ次から次とレースがやってきて終わりがない。

勝利しても、「もうちょっと調整しないと…」といって急ぎ作業に入る。
優勝しても、「過去のことなので…」と歓喜に浸ることがない。
常に、次への準備が待っている。

今日とは明日への準備であり、その明日は明後日の準備、明後日は明々後日の…、延々と続く。
だからこそ、ボートレーサーはずっと先を見据えることができるのだろう。寒い冬が終わりやがて訪れる春先に合うプロペラのカタチを考え始めているのだ。

見通す力とは、こうした「連続性」から生まれるのだろう。「常に」とは「続く」と同じ意である。

かなり前のことだが、とある会社経営者が「10年先のことを10年かけて考える人もいるが、それでは先を見通すことができないし、先手が打てない」と語っていたが、まさにその通り。そこには「連続性」は存在しない。
「10年先のことを10年かけて考える人」と「10年先のことを1日で考える人」との差はきっと大きいだろう。
といっても、それはささやかな実践からはじまるようだ。
まだやってこない「明日という小さな未来」への準備が原点だろう。

児童・生徒・学生の日々の勉強や部活動の意義はそこにある。
何も知識や技能を身につけることだけが大切なのではない。
生き方へのささやかな挑戦も重要なのだ。

(C)BOATRACE

…と書いてきて、あらためて感慨深いものを感じた。
2020年最多出走数をマークした荒井輝年は、即効性のある結果を求める人物ではない。
誰も思いつかないプロペラ理論を自ら考案し実践している。そして学問としての「哲学」への造詣も深い。「物理学」にも精通している。さらに音楽を楽しむ多様な仲間が周囲にいる。垣根のない幅広い人柄が魅力の46歳である。

時間がつながり、人がつながり、世界がつながる生き方をそっと教えてくれる逸材がボートレース界にもいる。

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BOATRACE
クラブ説明文

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