ユヴェントス|サッスオーロを3-1で下し3連勝

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【©JuventusFC】

ユヴェントスは10日夜、アリアンツ・スタジアムでサッスオーロと対戦し3-1で勝利を収めた。相手が退場者を出した後にダニーロが豪快な先制ゴールを決め、一度は追いつかれたが終盤にラムジーとロナウドのゴールで突き放して3連勝を達成した。

サッスオーロに退場者
 アンドレア・ピルロ監督は首位ミランを下した水曜日の試合からスタメンを3人入れ替え、新型コロナウイルス感染により離脱したデ・リフトの代役にはデミラルを起用。中盤にはラムジーとアルトゥールの代わりにマッケニーとアルトゥールが入った。

 最初のチャンスは11分、マッケニーが最前線でうまくボールを収めてヒールパスを送り、左サイドを駆け上がったフラボッタが強烈なシュートを放ったがGKコンシーリがなんとかコーナーキックに逃れた。その後マッケニーは負傷のためラムジーとの交代を強いられ、さらに前半終盤にはディバラもクルゼフスキとの交代でピッチを去るなどユーヴェの思い通りに試合を進めることができない。

 一方でサッスオーロは前半アディショナルタイムにオビアングがキエーザへのラフプレーで一発退場。直後にはデミラルがゴール前でチャンスを迎えたが、シュートはコンシーリの体を張ったセーブに阻まれた。さらにラムジーがコンシーリを引き出しフリーのクルゼフスキにラストパスを送った場面も、シュートはゴール上。ハーフタイム直前のビッグチャンスを生かせず無得点のままハーフタイムを迎えた。

ダニーロが弾丸シュート
 数的優位に立ったユーヴェはハーフタイムにベンタンクールに変えてラビオを投入。そして後半キックオフから5分後に均衡を破る。相手ディフェンダーがラビオのパスをカットしたこぼれ球がダニーロの前にこぼれると、ブラジル人サイドバックはためらうことなくペナルティエリア外から右足を振り抜く。強烈なシュートが一直線にゴールネットに突き刺さり、豪快なスーパーゴールで待望の先制ゴールが生まれた。

デフレルが同点弾
 しかし58分、ゴール前中央で上手くボールをコントロールし一瞬でセンターバックの間に抜け出したデフラルにシュートを流し込まれ、失点。ユーヴェは再び勝利のためにゴールが必要な状況になった。

ラムジーが勝ち越し点
 67分、左サイドからのクロスを受けたキエーザのシュートはクロスに嫌われ得点ならず。74分のロナウドのゴール前中央からのシュートもコンシーリにセーブされた。ユーヴェの攻撃が実を結んだのは82分。左サイドのフラボッタがグラウンダーをクロスを入れ、ファーサイドに走り込んだラムジーが体を投げ出しながらしっかりと押し込んで勝ち越しゴールを決めた。

ロナウドがダメ押し
 さらに後半アディショナルタイムにはダニーロのロングパスにロナウドが抜け出し、ボールを持ちこんでダメ押しゴール。後半の3得点で難しい試合を制したユーヴェが年明けからの連勝を3に伸ばした。

ユヴェントス 3-1 サッスオーロ
(前半:0-0)
得点:ダニーロ 50、デフレル 58、ラムジー 82、ロナウド 90+2

ユヴェントス
シュチェスニー;ダニーロ、ボヌッチ、デミラル、フラボッタ;キエーザ (モラタ 86)、ベンタンクール (ラビオ 46)、アルトゥール、マッケニー (ラムジー 19、ベルナルデスキ 86);ディバラ (クルゼフスキ 43)、ロナウド
サブ:ブッフォン、ピンソーリョ、ディ・パルド、キエッリーニ、ドラグシン、ポルタノーヴァ、ファジョーリ
監督:ピルロ

サッスオーロ
コンシーリ;ミュルドゥル (オッデイ 73)、キリケシュ (アイハン 86)、フェッラーリ、キリアコプロス;ロカテッリ、オビアング;デフレル (ボガ 67)、ジュリチッチ (マキシム・ロペス 46)、トラオレ;カプート (トリアン 46)
監督:デ・ゼルビ

退場:オビアング 45+1

強烈な一撃を放ったダニーロ 【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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