ユヴェントス|サン・シーロで大きな勝利!

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【©JuventusFC】

ユヴェントスは6日、サン・シーロで首位ミランを3-1で破る大きな勝利を収めた。前半にキエーザが先制点を決めると、ハーフタイム前に追いつかれたものの後半にもキエーザが勝ち越しゴール。マッケニーがリードを広げて好調ミランを振り切り、スクデットに向けて重要な結果を出すことに成功した。

序盤から両チームにチャンス
 アレックス・サンドロとクアドラードがCOVID-19で離脱したユーヴェに対し、好調のミランは立ち上がりに攻勢を仕掛ける。7分にはベンタンクールのミスを突いたカスティジェホのペナルティエリア内からのシュートをシュチェスニーがセーブ。ユーヴェは失点を免れた。ユーヴェも16分にキエーザの強烈なボレーシュートがポストを直撃し、惜しくも先制点となはならなかった。

ディバラとキエーザの好連携
 その2分後、再びキエーザが魅せる。右サイドのライン際でボールを持つと一旦中央のディバラに預け、ペナルティエリア内へスプリント。ディバラが巧みなヒールでボールを返すと、背番号22が鮮やかにシュートを突き刺して大きな先制点をもたらした。キエーザはその後もドリブルで相手を翻弄しドンナルンマを強襲するシュートを放つなど、キレのある動きでユーヴェの攻撃を牽引した。

カラブリアが同点ゴール
 27分にはペナルティエリア内でパスを受けたラファエル・レオンのパワフルなシュートをシュチェスニーがセーブ。ユーヴェの守護神はその後も立て続けにセーブを見せるなど、安定した活躍でミランの攻撃を跳ねのけた。

 しかし41分、ミランに速攻を許し最後は左サイドからのグラウンダーのクロスに右足で合わせたカラブリアにシュートを決められ、ハーフタイム直前にスコアは振り出しに戻った。

再びキエーザ
 後半に入ってもミランはたびたび危険な攻撃を仕掛け、48分にはシュチェスニーがダロトの強烈なシュートをセーブ。相手が優勢の時間もしっかりと耐え抜いたユーヴェは62分、勝ち越しに成功する。右サイドでディバラからの素早いを受けたキエーザがペナルティエリアの角から左足を振り抜くと、鋭いシュートが一直線にサイドネットの中へ。先制点に続くキエーザの大車輪の活躍で、ユーヴェが再びリードを奪った。

マッケニーが3点目
 さらに71分の速攻の場面では、ペナルティエリア内に走り込んだ途中出場のマッケニーがロナウドからの浮き球を受けてボレーシュート。この場面はドンナルンマのファインセーブに阻まれたが、その5分後マッケニーにもう一度チャンスが訪れる。クルゼフスキが右サイドからドリブルを仕掛け、ライン際からの折り返しは待ち構えていたアメリカ代表MFの元へ。これをしっかりと押し込んでゴールネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 ミランの反撃を抑えてそのまま3-1の勝利を挙げたユーヴェは、これで消化試合の1試合多い首位ミランとの勝ち点差を7に縮めて4位に浮上した。

ミラン:G・ドンナルンマ;ダロト、ケアー、ロマニョーリ、テオ・エルナンデス;カラブリア、ケシエ;カスティジェホ、チャルハノール、ハウゲ、レオン

ユヴェントス:シュチェスニー;ダニーロ、デ・リフト、ボヌッチ、フラボッタ (デミラル 87’);キエーザ (クルゼフスキ 63’)、ベンタンクール (アルトゥール 74’)、ラビオ、ラムジー (ベルナルデスキ 74’);ディバラ (マッケニー 63’)、ロナウド

サブ:ブッフォン、ピンソーリョ、デミラル、キエッリーニ、アルトゥール、マッケニー、ディ・パルド、ポルタノーヴァ、ファジョーリ、クルゼフスキ、ベルナルデスキ、ダ・グラカ

2得点と大暴れのキエーザ 【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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