ユヴェントス|2021年初戦に快勝!

ユヴェントスFC
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【©JuventusFC】

ユヴェントスは3日にアリアンツ・スタジアムで行われた2021年初戦で、ウディネーゼを4-1で下した。前半にロナウドがチームの今年初ゴールを決めると、後半にもキエーザ、ロナウド、ディバラが得点を挙げて快勝を収めた。

デ・パウルのゴールは認められず
 昨年末フィオレンティーナ戦の0-3の敗戦を払拭したいチームは、モラタが前日のトレーニング中に太ももの違和感を訴えたため欠場。ディバラがクリスティアーノ・ロナウドと2トップを形成し、出場停止のクアドラードの代役にはダニーロが起用された。

 ユーヴェの最初のチャンスは7分。キエーザのクロスにニアサイドでフリーになったラムジーが合わせたが、至近距離からのシュートはGKムッソにセーブされた。するとその4分後、ウディネーゼのデ・パウルが折り返しを押し込みゴールネットを揺らす。しかしVARによりハンドの反則が認められ、ノーゴールと判定されたためユーヴェは失点を免れた。

ロナウドが先制点
 ウディネーゼ守備陣を前にやや手を焼いたユーヴェだったが、前半のうちに先制に成功する。31分、左サイドでパスを受けたロナウドが一直線にゴール前中央へ切れ込み、ペナルティエリア内で右足を振り抜くと完璧なシュートがサイドネットへ吸い込まれた。頼りになるエースが、新年最初のゴールを挙げた。

後半立ち上がりの攻勢
 後半に入っても攻撃の手を緩めないユーヴェは、49分にリードを広げる。ロナウドの縦パスに反応したキエーザが抜け出し、GKムッソの動きをしっかりと見てシュートを流し込んだ。キエーザにとってはこれが今季セリエA3点目のゴールとなった。さらにその3分後にはゴール前で粘りを見せたラムジーが3点目のゴールを決めたかと思われたが、直前のプレーでハンドがあったとして得点は認められなかった。

ロナウドのドッピエッタ
 反撃を試みるウディネーゼは57分にラーセンのヘディングシュートがクロスバーを直撃。幸運にも助けられたユーヴェは70分にベンタンクールが中盤で相手のパスをカットし、すぐさま前線のロナウドへボールを供給する。ロナウドは落ち着いたフィニッシュでこの日2点目のゴールを挙げ、勝負の行方を決定づけた。

終盤に両チームがゴール
 終盤にはゼーヘラールに1点を返されたものの、直後にダニーロの縦パスに抜け出したディバラがダメ押しの4点目。ユーヴェの2021年は4ゴールの快勝劇で幕を開けた。

ユヴェントス:シュチェスニー;ダニーロ、ボヌッチ (キエッリーニ 82’)、デ・リフト、アレックス・サンドロ (フラボッタ 82’);キエーザ (ベルナルデスキ 74’)、ベンタンクール、マッケニー (アルトゥール 64’)、ラムジー (クルゼフスキ 74’);ディバラ、ロナウド

サブ:ブッフォン、ピンソーリョ、キエッリーニ、デミラル、フラボッタ、ディ・パルド、ファジョーリ、アルトゥール、ベルナルデスキ、ポルタノーヴァ、クルゼフスキ、ダ・グラカ

ウディネーゼ:ムッソ;ボニファーツィ、ドゥ・メオ、サミル;ストリガー=ラーセン、デ・パウル、ワラシ、ペレイラ、ゼーヘラール;ラザーニャ、プッセート

ダメ押しの4点目を決めたディバラ 【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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