【UFC】1年ぶりのオクタゴンでスティーブン・トンプソンが圧勝

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【Cooper Neill/Zuffa LLC/UFC】

日本時間12月20日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台に開催されたUFCファイトナイト・ラスベガス17のメインイベントでウェルター級のスティーブン・トンプソンとジェフ・ニールが対戦し、5ラウンドを戦い抜いた末に、トンプソンがユナニマス判定で圧勝した。

【メインイベント】
ウェルター級マッチ 5分5ラウンド
○スティーブン・トンプソン vs. ジェフ・ニール●
判定3-0(50-45、50-45、50-45)

スティーブン・トンプソン

「オクタゴンの中での逆境には慣れている。ビセンテ・ルーケ戦は両手を骨折して終わったし、今回は右膝を痛めてしまったけど、そんなことは頭の後ろに置いてやるべきことをやるしかない。最高の気分だよ。ジェフ・ニールはものすごくタフだ。打っていくたびに、岩かと思うくらいだった。ずっと前に出てくるしね。全力で大ぶりのケリを顔面に食らわせてやったのに、それでも前に出てくるんだ。ケガはしたけど、自分のパフォーマンスにはとても満足している。最高の気分だよ。彼は素晴らしいボクシングのベースがある。ポジションを保つのもうまい。ラウンドの序盤は彼がイラついていたと思うけど、ポジションから出ることはなかった。いつも、俺がイラつかせたら、相手は普段ならやらないことをやってくるんだけどね。彼は違った。ずっと良いポジションをキープしていたし、前に出続けてきた。あれはすごいと思ったよ。俺たちは尊敬し合って試合していた。最高だった。4ラウンド目が終わった後、膝蓋骨だと思った。右足に凝りがあるように感じたし、ああこれは膝蓋骨だなと。膝を曲げようとしたら、筋肉だった。あまりひどくないことを願っている。手術にならないといいけど。戦うのだから、アップダウンはあるし、ケガもつきものだ。でも、痛みは後で感じればいい。そのためにトレーニングしているんだから。俺は15歳の頃から戦っている。どのファイターだって、コンディショニングのプロセスを経て試合に臨んでいる。痛かろうがなんだろうが、試合中は無視だ。自分の思うような角度に動けなかったから、やりながら学んで調整しないといけなかった。でもそれだけのこと。彼はプレッシャーをかけてくるタイプ。俺にやるべきことは落ち着いて、歯を食いしばって打ち込んでいくことだった。ジェフ・ニールとビセンテ・ルーケに良い形で勝利できたから、トップ5の誰かとやらせてほしい。俺はまだランキング5位にいるんだ。ホルヘ・マスビダルなら最高の試合になりそうだ。前にもやったことがあるからね。どうなるか見てみよう」

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