本日、増田達至投手が国内FA権を行使し、埼玉西武ライオンズに残留すると発表しました。増田投手は、会見の冒頭「おはようございます。この度、FAを行使して残留することを決めました」と挨拶し、決断の理由や思いなどを語りました。

Q.残留を決められた決断の理由は？
A.「家族とゆっくり相談して残留することを決めました」

Q.決め手となったのは、ご家族との相談ということですか？
A.「はい、そうですね」

Q.この決断に至るまで話し合いもされてきたかと思いますが、球団側とはどういった形で話をされてきたのでしょうか？
A.「契約の話であったり、残ってほしいというような交渉ですかね」

Q.具体的に(渡辺)GMからどういった言葉をかけられましたか？
A.「8年間ケガなくチームのために投げてきてくれた、という言葉をいただきました」

Q.それを受けて増田投手自身はどう思われましたか？
A.「球団の方々に、交渉していくにつれて、評価していただいていると思いましたね」

Q.球団側に残留を伝えられたのは、正式に今日ということでよろしいでしょうか？
A.「伝えたのは昨日の昼過ぎです」

Q.(残留を)伝えた場ではどういった形でお話をされたのですか？
A.「(渡辺) GMに、残留させていただきます、とお伝えしました」

Q.(渡辺)GMからはその後、どのような言葉をかけられましたか？
A.「『ありがとう』というふうにいただきました」

Q.現時点で抱いている西武ライオンズへの思いをお聞かせください。
A.「８年間育てていただいて、そしてファンの皆さんにも熱い声援をいただいていたので、やっぱり恩返ししたいなと思います」

Q.そのうえで来シーズン以降の目標や意気込みを教えてください。
A.「少しでもチームに貢献して、これから少しでも恩返ししていければな、と思っています」

Q.ご家族と相談して(残留を決めた)ということでしたが、主にどなたの意見であったり、どういった言葉が決定打になったというのはあるのでしょうか？
A.「やっぱり奥さんと話をして、最終的には奥さんが僕の決断についてきてくれるということだったので、最終的には自分が決断しました」

Q.それ(決断)は、環境の変化であったり、今のままがいいかなというところだったのでしょうか？
A. 「環境というよりも、このチームでもう一度やりたいという思いになりましたね」

Q.FAを行使して、という選択になりましたが、この点についてはどういう思いがあるのでしょうか？
A.「自分の中では(FAを)使っても4年後、ということで、やっぱり年齢的にももう使うことはないのかなというところもあるので、使わせていただきました」

Q.過去には栗山選手や中村選手もそういった形で残留して、ある意味生涯西武というような思いもあるのかなと思いますが、増田投手はその点についてはどういうお考えでしょうか？
A.「そうですね、やっぱり生涯ライオンズでやっていきたいと思っています」

Q.ライオンズのいいところであったり、ライオンズでやりたいと思ったところはどういったところでしょうか？
A.「やっぱりチームメイトの皆さんともう一度優勝、そして僕が入団して8年目なんですけど、まだ日本一というのを味わったことがないので、ファンの皆さんとともに日本一というのを目指してやっていこうというふうに思っています」

Q.日本一を目指すためには当然増田投手はチームとしても欠かせない存在だと思いますけれど、やっぱり守護神であり続けたいという部分はありますか？
A.「まずは守護神でやりたいという気持ちはありますけど、一試合でも多くチームのために貢献できればなと思っています」

Q.一方で、ほかの球団の話を聞くという選択肢もあったと思うのですが、そういう気持ちが出てきた部分というのはあったのでしょうか？
A.「期間中に考えて、聞きたいという思いもありましたけど、やっぱり自分の後悔のないようにこのような決断に至りました」

Q.やはり日本一というのが目標になってくるのでしょうか？
A.「はい、日本一目指して頑張りたいと思っています」