ラ・リーガとワカタケグループが日本初のオフィシャルパートナー契約 育成の発展に貢献

ラ・リーガ公式
チーム・協会

【La Liga】

 2020年12月1日、ラ・リーガ(マドリード)は日本企業のワカタケグループ(神奈川県)と契約に合意したことを発表した。ワカタケグループは日本における初めてのラ・リーガオフィシャルパートナーとなる。契約期間は22年6月まで。日本での指導者育成及び育成年代のサッカーの発展に貢献していく。

 当枠組みは、すでに決定している3つのプロジェクトからスタート。1つ目は、オンラインによる、選手及び指導者育成プロジェクトで、ラ・リーガのスポーツプロジェクト部門責任者及びラ・リーガ・1部所属の3クラブ(ビジャレアル、アスレティック・ビルバオ、エイバル)のメソドロジー責任者が講師を務める。当育成プログラムは、本年12月に3週にわたって開催。

 2つ目のプロジェクトとして、ラ・リーガのコーチ陣が訪日し、1つ目のプロジェクトであるオンライン育成プログラムから続く形での、選手へのクリニック開催及び指導者へのセミナーを開催。そして、そのクリニックにおいて、優秀選手に選出された選手がスペインへと渡り、参加する育成プログラム『ステージ』を3つ目としてプロジェクトを締めくくる。

 ラ・リーガのスポーツプロジェクト部門責任者であるフアン・フロリート氏は、同プロジェクトに関して次のようにコメントしている。

「この契約は、3つのプロジェクトと共に生まれ、ラ・リーガとワカタケグループがコラボ―レーションする機会を作り、新たな相乗効果を生み出すことを目的としています。日本は、アジアサッカーを代表する国の1つであり、グローバルレベルでの競争が存在しています。このプロジェクトが同国の成長に寄与できることを期待しています」

 また、ワカタケグループのCEOである稲若健志氏は、次のようにコメント。

「この契約は、日本サッカーに携わるすべての人がスペインサッカーの情熱や素晴らしさに歩み寄ることのできる、この上ない機会です。ラ・リーガのような世界最高峰機関とのコラボレーションは、我々にとってこの上ない誇りであり、当プログラムが、すべての参加者にとってのピッチ内外における成長の機会となり、今後の育成の強固な柱となっていくことは疑いの余地もありません」

 当契約により、ラ・リーガは、オフィシャルパートナーやリード企業との数多くの取り決めによって、サッカーの発展に寄与し、ラ・リーガの存在価値を高め、各クラブのグローバルレベルでの発展に向けた、国際化戦略のさらなる一歩を踏み出した。

 ワカタケグループの15年以上の経験とラ・リーガの力を日本で結集。日本は、スペインとも歴史的に多くのつながりがあり、17年よりラ・リーガがファン獲得の戦略対象国の1つとして重要国だと位置づけている。


ワカタケグループとは
 ワカタケグループは、サッカー選手の育成年代における成長に寄与することをミッションとする、日本の企業。ワカタケグループは15年以上にわたり、ヨーロッパやアフリカ、アジア、アメリカにおいて、さまざまなスポーツプログラムを展開。これらの国際経験を通して、ピッチ内外における、選手として、また人としての成長に貢献。ワカタケグループは、国際経験やホリスティック教育、ソーシャルレスポンシビリティを通して、さまざまな形で事業を展開。2019年には、ワカタケグループが提供した、国際大会やプロクラブとのプログラム、留学、国際協力プログラム、指導者育成等に1000人以上の選手が参加した。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ラ・リーガ公式サイトです。最新ニュース、各クラブの情報やデータをご覧ください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント