2位のG大阪はアウェイで湘南と激突。ACL出場圏内に留まりたい名古屋は、柏のオルンガを止められるか【プレビュー:明治安田J1 第31節】

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明治安田生命J1リーグは、5日、6日に第31節の6試合が開催される。ACLに参戦中の横浜FMと神戸の同節の試合はすでに消化済み。横浜FMは2点のリードを守り切れずに、鹿島に2-3と逆転負け。神戸は終盤の失点で0-1と浦和に敗れている。なお、FC東京vs広島は12日に開催される。

ACL出場を狙う2位のG大阪は、湘南の本拠地に乗り込む。前節は鳥栖と引き分け、2試合勝利なしとなった。好調を維持するパトリックが、再びチームを勢いづけるキーパーソンとなりそうだ。対する湘南も3戦未勝利と、調子を落としている。先制しながらも逃げ切れない展開が続いているだけに、リード時の試合運びがポイントとなるだろう。

柏は2連勝と調子を上げている。得点王レースを独走するオルンガが、今節も重要な役割を担うだろう

3位の名古屋はアウェイで柏と対戦。3戦負けなしながら、前節は大分とスコアレスドロー。決め手を欠いた攻撃陣が意地を見せられるか。柏は2連勝と調子を上げている。活動停止となった影響で過密日程となっているが、オルンガを中心とした攻撃力は健在。得点王レースを独走するこのエースが、今節も重要な役割を担うだろう。

名古屋を勝点1差で追う5位のC大阪は、アウェイで札幌と対戦する。ここへきて2連勝と再び状態を上げており、ACL出場へ向けて士気は高い。2試合連続完封勝利と堅守が蘇っており、今節も組織的な守備からリズムをつかんでいくはずだ。一方の札幌も3試合負けなしと状態は悪くない。前節は2点のリードを守り切れずに広島と引き分けた。後半に隙を見せた守備の修正が求められるだろう。

今季の王者に輝いた川崎Fは、清水とのアウェイゲームに挑む。これが優勝決定後の初試合となる。優勝を決めたとはいえ、年末に行われる天皇杯に弾みをつけるためにも、結果と内容にこだわった戦いを披露するはずだ。新人得点記録にあと1点に迫る三笘 薫のパフォーマンスに注目が集まる。対する清水は監督交代後の5試合で3勝1分1敗と、完全に復調した。現状は17位に留まるが、残り4試合でどこまで順位を上げられるか。川崎Fには前回対戦で0-5と大敗を喫しているだけに、リベンジの想いも強く備わるはずだ。

横浜FCは2連敗と、シーズン終盤に来て調子を落としている。前節はC大阪に完封負け。得点力不足を露呈するなか、一美 和成ら攻撃陣の爆発が待たれる。対戦相手の鳥栖は前節、G大阪と引き分け、2試合勝利なしとなった。プロ初ゴールを決めた18歳の相良 竜之介が注目選手となる。

大分はホームで仙台と対戦。前節は名古屋とスコアレスドローに終わった。2試合ゴールがない攻撃陣が意地を見せられるか。仙台は火曜日の一戦で柏に敗れ、最下位から抜け出せなかった。ゴール量産中の長沢 駿が浮上のカギを握るだろう。

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