ロッテの若き4番 安田尚憲が振り返る2020年

千葉ロッテマリーンズ
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【ロッテの若き4番 安田尚憲内野手】

 千葉ロッテマリーンズの安田尚憲です。プロ3年目の今年は113試合に出場をして打率2割2分1厘、6本塁打、54打点。87試合で4番を打たせていただくなどいい経験をさせていただきましたが反省の多い一年でした。3年目で初めて規定打席に到達させてもらいましたが今年の成績には納得していません。もっともっと頑張らないといけないという危機感があります。

 一番の課題はストレートを打ち損じてファウルになるなど、速球をしっかりと打ち返すことが出来なかった点です。甘いストレートを一発で仕留めるスイングを身に着けないといけないと思っています。特に今は150キロを越えるストレートを投げる投手が多いので、そういった力勝負に負けないスイングが必要です。そのためにしっかりと振り込んで、自分のこれだという確固たるスイングを作り上げて来年の春季キャンプに挑みたいと思っています。ただ11月14日、15日に福岡で行われたソフトバンクとのクライマックスシリーズでは少しだけ手ごたえを感じることが出来ました。初戦はホークス先発の千賀滉大投手から右翼に本塁打を打つ事が出来ました。2戦目も猛打賞。3安打中、2安打が課題としているストレートをはじき返すことが出来たのは良かったかなと思います。

 今年は4番を打ったというよりも、打たせてもらった一年でした。来年はバージョンアップして帰ってきて、自分の力で4番に座れる選手になりたいと思っています。そしてなによりも優勝をしたいです。今年、ソフトバンクとクライマックスシリーズを戦ってその気持ちが強くなりました。自分も日本シリーズの舞台に立ちたい。優勝を味わいたい。そしてそのためには今年のような成績では駄目です。もっともっと打って、リーグ優勝に貢献したと胸を張れる選手になりたいです。

 最後にファンの皆様、今シーズン、本当に熱い応援ありがとうございました。そして来年の安田に期待をしてください。声援に応えられる選手に慣れるようにこのオフ期間、しっかりと自分を磨いてまいります。

文 千葉ロッテマリーンズ内野手 安田尚憲
構成 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原紀章
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