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今季、4番で起用された安田尚憲内野手

ロッテ若き主砲 覚醒の予感。安田尚憲 実りの秋

千葉ロッテマリーンズ

 期待を込めて起用し続けた。2020年シーズン、井口資仁監督が4番で起用し続けたのは弱冠21歳の若者だった。プロ3年目の安田尚憲内野手。クライマックスシリーズを含むと88試合で4番として出場した。打率2割2分1厘、6本塁打、54打点。主砲として満足いく数字とは言い難かったが指揮官はそれでも起用を続けた。

 「今年の経験は大きいと思う。大きな壁にぶつかって、なかなか結果を出せない時期もあったけど、この4番で苦しんだ経験を踏まえてどう成長してくれるか、楽しみにしている」
 
 井口監督は若き4番の一年をそのように振り返った。7月21日の西武戦(メットライフドーム)で初めて4番に座ると以降86試合連続で打ち続けた。しかしプロの世界は甘くはない。厳しいマークもあり徐々に調子を落とした。それでも指揮官は我慢をして使い続けた。誰よりもその才能を買っているからこそ。シーズン終盤の10月31日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で7番降格となったがシーズン最終戦の11月9日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)では再び4番として起用した。

 「もっと打席で積極的に飛ばすスイングをして欲しい。しっかりとバットを振って欲しい」と井口監督。連日の全体練習前の特打の効果もあり福岡でのクライマックスシリーズでは存在感を見せた。初戦でソフトバンクの絶対的エース・千賀滉大投手から先制2ランを豪快に右翼席に運ぶと2戦目も先制の2点適時打を放つなど3安打猛打賞。チームが敗れ日本シリーズ進出とはならなかったが来季への希望がハッキリと見えた2試合となった。
 
 「クライマックスシリーズをいいキッカケにして欲しい。来年は4番を打つ打者にふさわしい選手としてどう成長するか。その座を自分で勝ち取って欲しい。まずは来年2月の春季キャンプにどういう風に入ってくるか今から楽しみにしている」(井口監督)

 11月21日からZOZOマリンスタジアムで秋季練習がスタートした。徹底的にバットを振り打ち込む背番号「5」の姿がある。そして指揮官はその背中をじっと見つめる。「来年、自分の力で4番に戻ってきたいと思います」と安田は力強く語る。井口監督は最低20本塁打で打率3割を期待する。夢と希望を乗せ、若武者の実りの秋は続く。

千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原紀章

クラブ名
千葉ロッテマリーンズ
クラブ説明文

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