バレンシア対アトレティコ、新旧「第3のクラブ」対決
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その後もシメオネがラ・リーガ制覇を成し遂げた2013/14シーズンを除き、2強の独占状況を崩せたチームはいない。それだけに、明確な優勝候補がいない今季のラ・リーガ・サンタンデールは、過去10数年と比べても極めて可能性が開かれたシーズンだと言える。
今節対戦するバレンシアとアトレティコは、過去20年において2強以外でラ・リーガ優勝を成し遂げた2チームである。長らく低迷期にあるバレンシアに対し、アトレティコはスペイン第3のクラブとしての地位を取り戻して久しい。今回の対戦でもアトレティコの優位は固いだろう。前節にはバルセロナとの直接対決を制しているだけでなく、バレンシアの本拠地メスタージャとの相性も良いからだ。
バレンシアが多くの問題を抱えている現状を差し引いても、メスタージャがアウェーチームにとって最も困難な舞台であることに変わりはない。実際、2節前にはレアル・マドリーが4ー1で敗れている。
しかし、シメオネだけは例外だ。最後に敗れた2014/15シーズン以降、アトレティコはメスタージャでの5試合で2勝3分と無敗を維持している。それでもバレンシアは直面する困難が大きければ大きいほど、メスタージャのピッチで驚くべき力を発揮してきたチームだ。どちらにも勝利を信じるべき根拠はある。
シメオネ監督はメスタージャで過去5シーズン負けていない 【(C)LaLiga】
コンドグビア、古巣へ
アトレティコへ電撃移籍したコンドグビア 【(C)LaLiga】
フェリックスとゲデス
好調を維持するジョアン・フェリックス 【(C)LaLiga】
ゲデスはここ3試合ベンチスタートが続く 【(C)LaLiga】
スアレス、間に合わず
マキシ・ゴメスは今季ここまで3ゴールを記録 【(C)LaLiga】
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