<国内男子ゴルフ>小鯛竜也が金谷拓実をプレーオフで退け「お、ねだん以上。」の優勝へ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【ニトリさんはじめ協賛社のみなさま、本当にありがとうございました!©JGTOimages】

■国内男子ゴルフ/ ニトリ エキシビションゴルフ / 11月25 、26日 / 千葉県・成田ヒルズカントリークラブ(7016y・パー72) / 26日(最終日)

ニトリ主催、JGTO共催の「ニトリ エキシビションゴルフ」は、まさに「お、ねだん以上。」の白熱した戦いとなった。

大接戦の末に、通算10アンダーでもつれた小鯛竜也と金谷拓実のプレーオフはみどころたっぷり。
1ホール目の18番をパーで分けると、2ホール目の10番パー4(312ヤード)では、小鯛が左傾斜を使ってワンオン成功。
すでに日没時間はとっくに過ぎた。
左から長いイーグルトライは完全な視界不良も、本戦時の10番と、ほぼ同じラインについていたのが幸いした。

記憶と勘を頼りにピンに近づけ3メートルのバーディパット。
辛くも沈めて30歳から思わず声が漏れた。
「終われてよかった…」。
ここで決着できなければおそらく翌日に持ち越しだった。
先週優勝の大型新人を、ギリギリで退け安堵した。

コロナ禍で活躍の場を無くした選手の救済として、きゅうきょ開かれた2日間のエキシビション試合。
賞金ランキングへの加算はなく、次週の2020最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場資格も発生しないが、プロ14年目の初プレーオフで、いまもっとも勢いのある学生プロを激闘で封じた。
「優勝できて本当にうれしいですし、落ち着いてできたのも、いい経験。来年に向けても、すごく良い締めくくりができた」と、充実感で一杯だ。

V賞金540万円に加えて、カシオ計算機提供のアグレッシブ賞もWゲット。
選手会副会長に初就任した今年、未曽有の災禍で選手会長の時松隆光を脇で支えた。
大波乱のシーズン最後に「お、ねだん以上。」のご褒美をもらった。
「こうして戦いの場を提供してくださったニトリさんには感謝しかありません。この優勝を機に、またツアーを盛り上げていければいいな、と思います」と、話した。

先週の「ダンロップフェニックス」でプロ初優勝を飾った金谷はプレーオフ2ホールともパーに終わって2位。2週連続の”プレーオフV”を逃した。

首位と1差の3位タイには、額賀辰徳と比嘉一貴が続いた。
先週の大学生プロ対決で、金谷に敗れた石坂友宏も2週続きで健闘。宮里優作や池田勇太、白佳和、塚田陽亮らと、2打差の5位タイにつけた。

石川遼は通算6アンダーの16位タイに終わった。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が運営する公式サイトです。 男子プロゴルフツアーの大会スケジュールや試合のLIVE速報、試合結果、選手のランキングデータの情報はもちろん、各試合の最新ニュースやトピックス等をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント