セレッソ大阪【J1リーグ第29節 大分 vs C大阪】連動した攻撃による先制点に、組織的な守備。5試合ぶりの勝利で4位浮上
【CEREZO OSAKA】
前半、セレッソは大分のビルドアップに対し、[3-4-2-1]のミラーゲームで対抗。前線からブルーノ メンデス、坂元達裕、清武弘嗣がプレスをかけ、両サイドは片山瑛一と丸橋祐介が大分のウィングバックに対応。相手の攻撃を抑えにかかると、10分、先制に成功する。FKのセカンドボールを拾い、藤田直之がスペースへパス。左サイドでブルーノ メンデスがディフェンス2人に囲まれながらキープし、起点を作ると、サポートに来た奥埜、坂元とつなぎ、最後は坂元の落としを受けた清武がシュート。ディフェンスに当たってコースが変わる幸運も重なり、ネットを揺らした。
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後半は、開始から選手を入れ替え、より攻撃的に出てきた大分の前に、最終ラインが押し下げられ、守勢に回ったセレッソ。高い位置を取る大分の両サイドから幾度となくクロスを浴びたが、中ではしっかり跳ね返し、良い形でシュートは打たせない。もっとも、77分、右サイドからのクロスにヘディングで合わせられたシーンは大分の決定機。セレッソにとって、この試合、最大のピンチだったが、GKキム ジンヒョンが右手を伸ばしてシュートストップ。同点弾を許さない。
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(文=小田尚史)
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