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日本シリーズMVPに輝いた栗原陵矢選手(C)SoftBank HAWKS

栗原陵矢「“楽しもう”とした結果、良い結果につながった」日本シリーズ優勝会見全文

パ・リーグインサイト

 工藤公康監督、選手会長の中村晃選手、日本シリーズMVPの栗原陵矢選手の3名で行われた、「SMBC日本シリーズ2020」優勝記者会見。2018年から続く日本シリーズの連勝を12に伸ばし、4年連続の日本一に輝いた喜びを語った。

「成長していく彼らを見るのが楽しみでもありました」工藤公康監督

福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督 福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督 (C)SoftBank HAWKS

ーーあらためて今の気持ち
工藤監督「今年、コロナ禍で選手たちのコンディショニングを維持するのは大変だったと思います。そんななかで6月19日に開幕して、すごいスケジュールの中で選手たちが100%の力を出して戦ってくれたことに感謝しています。よくぞここまで来てくれたと、今は少しホッとしています」

ーー4年連続の日本一。ホークスに新しい歴史が生まれました
「王会長が強いチームにしたいという想いで作られたと思います。それを秋山監督私と受け継いできたそぶりではいます。僕の足りないところは選手たちがカバーしてくれたおかげでここまで来れたと思います。本当に選手たちが頑張ってくれたことで、この4連覇が成し遂げられたと思います」

ーー4連覇に向けてプレッシャーは
工藤監督「プレッシャーもありましたし、楽しみな部分もありました。今年は特に栗原(陵矢)くんが開幕からスタメンと。すごいアピールしてくれて、立派になってくれたのも非常に大きかった。そういう意味では成長していく彼らを見るのが楽しみでもありました。途中からは周東(佑京)くんもレギュラーとして出るようになって、若い選手たちも少しずつ成長していく中で、苦しいシーズンではありましたけど、楽しみも増えていったシーズンだったなと思います」

ーー3年ぶりのリーグ優勝からの日本一
工藤監督「やはりリーグ優勝は大きな目標でもありましたので、3年連続でリーグ優勝を逃すわけにはいかないと。日本一になることよりも、まずリーグでしっかり勝ってかなきゃいけないという思いは強く持っていました」

ーー全試合DH制であったり、舞台は京セラドーム大阪というのは意識しましたか
工藤監督「我々がこうして開幕を迎えることができ、野球ができるというのも、医療従事者のみなさまだったり、日本野球機構の尽力があって、球団のみなさんが色んな対策を練ってくれたおかげで開幕することできました。まずはそのみなさんに感謝をしなければならないと思います。そのなかで選手たちが厳しいスケジュールの中、ホークスの野球をファンのみなさんに届けようと。勇気をもらった分、何か返せるようにという強い思いでシーズンを戦ってくれたことが優勝、日本一に結びついたと思います。たくさんのみなさんに支えられて、勇気をもらって我々はここに来ることができたので、本当に今は感謝しかないです」

ーー2年続けての4勝0敗で日本一は史上初となります
工藤監督「選手たちの力が素晴らしかったと思います。当然ここに来るまでのコンディショニングを作るということも、シーズンが終わってからは難しかったと思いますが、その中でも集中して日本シリーズを戦ってくれたおかげだと思います」

ーー初戦、栗原陵矢選手が活躍しての先手は大きかったですか
工藤監督「ライトに飛んでいくボールを見る時にですね、パーソル CS パで悔しい思いをした栗原くんに1打席目から結果が出たというのはホッとしました。日本シリーズに行くまでの短い時間ではありましたけど、その中で色々苦労したんだろうなと。試行錯誤しながらこの日本シリーズに臨んだんだろうなと。飛んでいくボールをみながら感動しました」

ーー第2戦では好投をしていた石川柊太投手からすぐに継投に移りました。嘉弥真新也投手が丸佳浩選手を抑えたシーンというのは工藤監督の決断力を感じました
工藤監督「これはシーズン通りの、注ぎ込むところはしっかり注ぎ込んで相手の勢いを止めたいというところがあった。それにリリーフ陣が見事に応えてくれたと思います。私の采配というよりは、選手たちがそういったところでしっかりと自分の力を発揮してくれたおかげだと思います」

ーー第3戦ではムーア投手の好投、中村晃選手の本塁打もあって王手がかかりました
工藤監督「中村(晃)くんの勝負強さ、ここっていう時に必ず期待に応えてくれるところは、シーズン中もそうでしたし、日本シリーズでもしっかりと答えを出してくれて、本当に頼もしい。素晴らしい選手だなと思います」

ーーこの4戦振り返って、今年の日本一に手応えを感じたタイミングはありましたか
工藤監督「正直最後のアウトまではそう思ってはいませんでした。野球は3アウトの声を聞くまでは何が起こるかわからないので。私自身も経験がありますけど、日本シリーズは一つ間違えば雰囲気が変わってしまうので、最後周東くんのグローブに収まるというところまでは確信が持てないまま来ました」

ーーこれでポストシーズンが16連勝、そして日本シリーズは12連勝。強さの要因は
工藤監督「選手たちが1試合1試合にかける想いがすごく強い。負けて悔しい思いをするんなら一生懸命やって勝とう、この試合に集中しようという想いがここまで続いている」

ーーあらためて全国のファンのみなさまへメッセージを
工藤監督「2020年、本当に苦しいシーズンではありましたけれど、ファンのみなさまの支えで日本一になることができました。ありがとうございます。これからも強いホークスでいられるように一生懸命がんばりますので、心から応援してくださるファンのみなさま、これからも応援よろしくお願いします」

「(栗原と)一緒に試合に出てプレーすることができたのがすごくうれしい」中村晃選手会長

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手 福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手 (C)SoftBank HAWKS

ーー選手会長としてシーズンを終えて
中村晃選手「本当に最高の気分ですし、終わってほっとしています」

ーー選手会長として臨んだ日本シリーズは?
中村「選手会長だったからというのはないですが、勝ちたいという気持ちそれ一つでやってきました」

ーー意識したことは?
中村「いつも通りということはなかなかできないだろうし、緊張感もありますので、自分の中でしっかり準備をして試合に臨むということをしていました」

ーープレーで引っ張る中村選手というのが印象的だったのですが、それが結果ホームランという形でも出た。日本シリーズでは7本のホームランということになったが
中村「もう少しシーズン中に打ちたいなと思います」

ーーホームランバッターというイメージではない中村選手が、この日本シリーズのいいところでホームランを打つということに関して、また意識は違うのか
中村「何本ヒットを打つというよりは、どこで打つということをやっぱり大事になってくるのかなと思うので、勝ちにつながる一本を打てるといいなと思っていつも試合に臨んでいます」

ーー今日は優秀選手賞を受賞した
中村「活躍した選手はたくさんいたので、その中で選んでいただいたのはすごくうれしいです」

ーー自主トレも一緒にやってきた後輩の栗原選手がものすごい活躍でMVPも受賞した
中村「1年間がんばったご褒美が最後にきたんじゃないかなと思うので、僕もうれしいですし、一緒に試合に出てプレーすることができたのがすごくうれしいです」

ーー中村選手から見て栗原選手の良かったところは?
中村「全てじゃないですかね」

ーーシーズン中にコンディショニング担当の川村コーチが亡くなるという悲しいニュースもあった。最後いい報告ができたのでは?
中村「そうですね。本当にいい報告ができると思いますし、この連続日本一というのを一つでも多く続けられるようにがんばっていきたいなと思います」

ーーファンの皆さまに一言
中村「1年間応援ありがとうございました。まだ来年のことはあまり考えられないですけど、しっかり休んでまた来年に向けてスタートできるように頑張ります。ありがとうございました」

「まさか自分がここまでできるとは」栗原陵矢選手

優勝記者会見の様子 優勝記者会見の様子 (C)SoftBank HAWKS

ーーMVPおめでとうございます。初めて日本シリーズでスタメンフル出場となりましたが、振り返って
栗原陵矢「今年始まる前、まさか自分がここまでできるとは思っていなかったので、すごくうれしい気持ちです」

ーー日本シリーズを迎えるときにはどんな思いで臨んだか
栗原「パーソル CS パで自分自身思うような結果が出なくてすごく苦しい思いをしたんですけど、なんとか日本シリーズではチームのためにと思ってやることができました」

ーーそのスタートとなる第1戦の第1打席、日本を代表する菅野投手からのホームランを放った
栗原「自分にとってもすごく大きなホームランになったし、チームにとっても先制点というのは、欲しいところではあったので、すごくいい場面で打てたと思います」

ーー第2戦も4安打。気持ちの変化はあったか
栗原「1戦目よりは緊張感はなく入れたのかなと思いますけど、でもまだ緊張はしましたし、雰囲気に飲まれないように、一生懸命自分のプレーができるように準備しました」

ーー第1戦が終わった時に「気持ち的に楽しめるようになった」と話があったが、この日本シリーズ楽しめたか?
栗原「楽しめました、とは言えないですけど、“楽しもう”とした結果、いい結果につながったのかなと思います」

ーープロ入り6年目、開幕から日本シリーズまで一軍で過ごした。振り返ってご自身への評価は?
栗原「試合に出たいという思いから始まった今年一年だったので、そういう意味ではレギュラーシーズン118試合出られたということは評価したいなと思いますが、成績からしてもっともっとできる、もっともっとやらないといけないと思うので、そこに関してはまだまだ満足できないです」

ーーレギュラーシーズンの開幕戦は、栗原選手のサヨナラヒットで始まって、日本シリーズのMVPで終わるというすばらしい1年だった
栗原「そうですね。そこだけ見たらすごくいい1年だったと思います」

ーーファンへメッセージを
栗原「1年間応援ありがとうございました。いい時期もありましたし苦しい時期もあったんですけど、そんな中でもいつも変わらずに応援してくれたファンの方には感謝しています。来年もっともっとレベルアップした姿を見せられたらと思いますし、チームとしてもリーグ2連覇を目標にがんばっていきたいと思います。応援ありがとうございました」

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