福岡ソフトバンクが巨人を打ち破り4年連続の日本一&日本シリーズ12連勝!!

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 11月25日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人の「SMBC日本シリーズ2020」第4回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利。2018年の広島第3回戦から続く日本シリーズの連勝を「12」に伸ばし、4年連続の日本一に輝いた。

 福岡ソフトバンク先発の和田毅投手は初回、1番・若林晃弘選手、2番・坂本勇人選手に連続二塁打を浴びて先制を許す。以降も球数がかさみ、2回打者10人に対し48球、3安打1四球1失点の内容で降板した。

 追う鷹打線は1回裏、2番・中村晃選手が二塁打で出塁すると、3番・柳田悠岐選手に今シリーズ初本塁打となる2ランが生まれ、逆転に成功。2回裏には甲斐拓也選手が2号2ランを放ち、巨人先発の畠世周投手をノックアウト。一発攻勢で4対1とリードを広げた。

 3回表からは松本裕樹投手マウンドへ上がり、2番から始まる巨人の攻撃を3者凡退に抑える圧巻の投球を披露。5回表には1死から若林選手に安打を浴びると、続く坂本選手を右飛に打ち取ったところで降板、続く丸佳浩選手は代わった嘉弥真新也投手が抑え、3点リードのまま試合は後半へ突入した。

 以降は6回表を高橋礼投手、7回表を岩嵜翔投手、8回表をモイネロ投手がそれぞれ3者凡退に抑える好投でつなぐ。9回表は森唯斗投手が1死1、2塁のピンチを招いたが、7番・田中俊太選手を見逃し三振、代打・亀井善行選手を二飛に打ち取って試合終了。

 福岡ソフトバンクが球団史上初となる4年連続、11度目の日本一に輝いた。2番手の松本投手は、2.2回2安打4奪三振無失点の好投で勝利投手に。「しっかりと準備はできていました。(降板する時)和田さんの悔しそうな姿が見えたので、和田さんの思いも感じながら投げました。リードを保つことができて良かった」と振り返った。

  123456789 計
巨 100000000 1
ソ 22000000X 4

巨 ●畠世周-大江竜聖-戸郷翔征-ビエイラ-中川皓太
ソ 和田毅-○松本裕樹-嘉弥真新也-高橋礼-岩嵜翔-モイネロ-S森唯斗

文・東海林諒平
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