今季一番 渋野日向子は『絶好調』
【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】
こんな渋野日向子はー。「絶好調。あしたも絶好調です」とシンデレラスマイルを浮かべ、ズバッと言ってのけた。20年の国内最終戦は実に気持ちの良い、この人らしいスタートだった。迷いが吹っ切れ、調子が上昇。正直な性格だけに、それが全身に表れる。あきらかに前週までとは違う。
「練習ラウンドから、1Wが飛んでいる。前週はクラブが振り切れていなかったから」といい、今大会のスペシャルともいえる、52度のアプローチに手応えを感じているからだろう。「58度は、ゆるんでしまうとボールが止まってしまう。自分で考えた。52度ならうまく転がってくれる」と説明を加えた。新たなチャレンジを行う態勢が整っている。
「足は痛くないし、元気です。(ゴルフの悩みは)ゴルフでしか解消できません」と、モヤモヤを吹き飛ばすように左手でガッツポーズまでつくってみせた。そして、現在15位のロレックスランキングについても、「今のポジションは、去年の全英優勝があるからです。結果が出なければ抜かれて当然。今年は、(ランキングが)下ってナンボだと思います」と神妙に話している。
そうはいっても、「マイナスのことばかりをいいましたけど、オリンピックは出場したいです」。こうでなければー本人はもとより、取材をする報道陣も笑顔が弾けた。
(中山 亜子)
「練習ラウンドから、1Wが飛んでいる。前週はクラブが振り切れていなかったから」といい、今大会のスペシャルともいえる、52度のアプローチに手応えを感じているからだろう。「58度は、ゆるんでしまうとボールが止まってしまう。自分で考えた。52度ならうまく転がってくれる」と説明を加えた。新たなチャレンジを行う態勢が整っている。
「足は痛くないし、元気です。(ゴルフの悩みは)ゴルフでしか解消できません」と、モヤモヤを吹き飛ばすように左手でガッツポーズまでつくってみせた。そして、現在15位のロレックスランキングについても、「今のポジションは、去年の全英優勝があるからです。結果が出なければ抜かれて当然。今年は、(ランキングが)下ってナンボだと思います」と神妙に話している。
そうはいっても、「マイナスのことばかりをいいましたけど、オリンピックは出場したいです」。こうでなければー本人はもとより、取材をする報道陣も笑顔が弾けた。
(中山 亜子)
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