【UFC】シェフチェンコがマイアを退けて女子フライ級王座防衛!

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間11月22日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFC 255が開催され、王者ワレンチナ・シェフチェンコと挑戦者ジェニファー・マイアが対戦したメインイベントの女子フライ級タイトルマッチは、フルラウンドにもつれ込んだ末、ユナニマス判定でシェフチェンコが防衛を果たした。

【セミメインイベント】
女子フライ級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○ワレンチナ・シェフチェンコ vs. ジェニファー・マイア●
判定3-0(49-46、49-46、49-46)

ワレンチナ・シェフチェンコ

「毎回、勝利が本当にたくさんの幸せをもたらしてくれる。最高の気分よ。勝利後としては今まででベスト。今日は姉も勝ったし、私も勝ったから、ダブルで最高にうれしい。私たちにとっては大勝ね。誰とでも戦う覚悟よ。対戦相手を選んだことはない。誰がきてもやる。ジェシカ・アンドラージ対ローレン・マーフィー戦はもう一度やるべきだと思う。ローレン・マーフィーがとても素晴らしかったから。でも、もうひとつの疑問として、私が長く待ちたいかと聞かれれば、待ちたくない。やっと、ケガから復帰して、かなり長く待ったから。もう、そんなに長いこと待ちたくない」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

【メインカード】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●マイク・ペリー vs. ティム・ミーンズ○
判定3-0(28-29、27-30、28-29)

ティム・ミーンズ

「ゲームプランがうまくいった。減量もうまくできたしね。俺たちに軍配が上がるようにやってきたし、望んでいたよりも少しだけ遅いオファーだったけど、いい形で勝ててうれしい。コーチたちはかなり時間をかけてくれた。彼らのために勝利できて満足しているし、勝利街道に乗ったまま家に帰れるのはうれしいね。向こうはきつい減量だったみたいだから、ごまかそうとしていたけど、昨日、ステージに立ったときにごちゃごちゃ言っていて、試合ができるところまでの減量をすればよかったとか。あいつが決意を持って強い気持ちで挑んできたのは分かっていたから、嵐を巻き起こして、ラウンドの終盤に襲いかかってやるつもりだった。強くて忍耐もある。確実なショットを打ち込んでも、向こうは下がらない。気持ちが入ったやつはとても強いんだ」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ケイトリン・チョケイジアン vs. シンシア・カルビーヨ●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

ケイトリン・チョケイジアン

「これぞ典型的なケイトリンの試合ね。スティック、ジャブ、動作、キック、完璧だったわ。ジムでのスパーリングに比べたら簡単よ。だから、文句はないわ。とても気に入っているの。彼女のスタイルは単にワンツー、ワンツーで前に出るだけだし、テイクダウンを取ろうと打ってくるだけ。前に出てくるとジャブを食らうから、難しいのよ。私はスパーリングやトレーニングで対応してきた。私の試合は大半が、相手が私にプレッシャーをかけてくるだけで、前進あるのみだから、私はフットワークと距離感を生かして動き回る。今回は3週間のキャンプだったけど、これがベストなのかもしれないと思うから、この試合に向けた準備は特に問題なかったわ。負ければすぐにでも試合に戻りたいと思うし、特にケガがなくてボディショットだったとしたら最悪ね。できるだけ早く戻りたかったの。早く試合してまた勝ちたかった。だから満足している。今はワレンチナが門番をしているようなものだけど、彼女とやるなら私を倒していかないといけないはずなのに、私との試合を受けずに彼女とやりたがる子が多いのはおもしろいわ。だから、シンシアとやれて本当にうれしい。彼女は私との試合を受けてくれた。受ける必要はなかったのにね。もっと楽な試合だってできたはずだから。少し待って、ローレン・マーフィーと闘って勝てば、タイトル挑戦の話だって出てきたはず。でも、彼女は私との試合を受けてくれた。リスクだってことは分かっていただろうし、これでタイトル戦線からは脱落した」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●マウリシオ・フア vs. ポール・クレイグ○
2ラウンド(3分36秒)打撃によるタップアウト

ポール・クレイグ

「自分のパフォーマンスはかなり良かったと思う。ストライキングの能力を示せたし、レスリング力も見せられた。危険なポジションでもやれること、ショーグン・フアみたいなレジェンドを相手にしても勝てるってことも示した。ショーグンは年を取ったけど、それでも、俺たちがずっと見てきたショーグンのままだ。最初のラウンドは俺たちが取ったと思っている。ストライキングを生かし、気持ちだって出せていけたし、押し込んでもいけた。そこからは、第1ラウンドでやっていたことを3ラウンドとも再現していけばよかったし、それを目指していた。フィットネスやコンディショニング、パッドワークも改善しているし、彼以上にたくさんのことに取り組んできたから、強さも増していれば、アグレッシブさも負けていない。今日はそれを示せたと思う。ショーグンを相手に、今日は自分の若さと精力的な活動性を発揮できた。彼の経験は俺の若さによって影が薄くなったんだと思うよ。トップ15に入るまで4年かかった。今の目標はタイトルを取ること。それを2021年が終わる前にやりたい。2021年末までにそれをかなえたい。タイトルをかけて戦いたいし、誰の手にあろうとも奪ってみせる。タイトルは手の届くところにあると思うし、もしかしたら、あと2試合か3試合、ジョニー・ウォーカーやサークノフみたいにトップ10にいるヤツとできれば、トップ5に入れるはずだ。5ラウンダーだと、グローバー・テイシェイラとか、いろんなやつがいる」

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