今季無敗のアトレティコ、ホームにバルサを迎え撃つ
【(C)LaLiga】
今季も堅守を武器に、いまだ無敗を保つアトレティコのシメオネ監督 【(C)LaLiga】
対照的に、バルセロナは不安定な戦いが続く。特にホームで喫した10月24日のエル・クラシコ敗戦は痛手だったが、前節ベティス戦を5ー2で制したことで、ロナルド・クーマン監督と選手たちの関係は悪化せずに済んだようだ。
これ以上の取りこぼしが許されないバルサのクーマン監督 【(C)LaLiga】
今節はスアレスと同じくコロナ感染が発覚したルーカス・トレイラに加え、エクトル・エレーラも太ももの負傷で離脱を強いられた。そのような状況下で期待されているのは、代表戦でも好調を維持していたジョアン・フェリックスだ。加入2シーズン目に入り、ようやく本領を発揮しはじめた21歳は、新たな相棒スアレスと並んでラ・リーガで5ゴールを記録している。
新たな相棒スアレスを迎え、本領を発揮しはじめたフェリックス 【(C)LaLiga】
過去のデータはバルセロナの優勢を示している。シメオネが監督に就任した2011年以降、アトレティコはまだラ・リーガで一度もバルセロナに勝ったことがない。とはいえ2013/14シーズンの最終節には、カンプノウで1ー1の引き分けに持ち込んだアトレティコがラ・リーガのタイトルを手にしている。
今年6月の対戦はメッシのゴールによりバルサが1―0で勝利 【(C)LaLiga】
アトレティコがこの試合に勝てば首位に浮上する可能性がある。一方のバルセロナも、遅れをとった首位争いに食らいつくためにはライバルとの直接対決で勝ち点3を手にする必要がある。
結果がどうなるにせよ、ワンダ・メトロポリターノで行われる90分の激闘が大きな反響をもたらすことは間違いないはずだ。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ